『シング・フォー・ミー、ライル』日本語吹替版キャストに大泉洋!
- Fan's Voice Staff
『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが贈る新たなミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』の日本語吹替版キャストに大泉洋が決定しました。
大泉が担当するのは、オリジナル版では世界的シンガーソングライターのショーン・メンデスが務めた、言葉を話さず、歌でしか想いを伝えられない主人公・ワニのライル役。
かねてから歌唱力には定評がある大泉ですが、本格的なミュージカルは今回が初挑戦。2022年夏から歌のレッスンに集中的に取り組み、英語詞のオリジナル曲をマスターしてボイステストを見事クリア。その歌声は、審査したアメリカのクリエイティブ・スーパーバイザーも「スウィートでエモーショナルで、純粋で温かった」と称えるほど。
大泉自身も今回の役どころを「自分のなかで久しぶりにやってみたいと思うような、新たな挑戦だった」と振り返り、おしゃべり上手な国民的俳優が今回ばかりは台詞を封印。渾身の歌声で繊細に色鮮やかにライルの想いを伝え、本格ミュージカル映画で新境地を魅せます。
また今回の発表にあわせて、ボイステスト当時の様子や、源頼朝に扮した姿で練習したエピソードなどを、大泉ならではのユーモアたっぷりに語り尽くした特別インタビューも公開されています。
以下、コメントが到着しています。
大泉洋(ライル 役)
初めてこの仕事のオファーを受けた時は、「何故僕?」と思いました。
台詞はない。歌うだけのワニのライルの日本語吹き替えだと。
しかも、本国アメリカでは、ショーン・メンデスがライルの歌声を担当している。
私でも知っていた、あの若くて、めちゃくちゃ歌の上手い、そして凄いイケメンの彼。
更に「なんで僕に?」と思ったのですが。
その全てが逆に面白くなってしまって、つい受けてしまいました。
日本の皆さんすみません。アメリカではショーンですが、日本の吹き替えは大泉洋です。
日本だけオッサンですみません。
そんな軽い気持ちで受けてしまったのですが、とんでもなく、努力が必要な仕事で大変でした。
ライル役をやるにあたってまず、オファーされたにも関わらず、本国アメリカのテストをパスしないといけないことから始まり、それに向けて歌のレッスン、そしてパスしたのちの本番の歌入れのとんでもない難しさ。
ただ上手く歌えば良いわけではないその難しさに、まいりました。
あれは「歌」ではなく、紛れもなく「芝居」でございました。
2022年の夏から秋にかけてとても充実した期間を過ごさせていただきました。
ショーンと向き合い続けた日々でした。
ありがとうショーン。いつか君と会って、俺たちやったぜとハグしたいです(笑)
とにかく素晴らしい音楽に溢れた、子供から大人まで全ての人々が楽しめる映画です。是非、映画館でご覧ください。
ショーンも最高ですが、もしよろしければ吹き替え版もよろしくお願いします(笑)
==
『シング・フォー・ミー、ライル』(原題:Lyle, Lyle, Crocodile)
監督/ウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン
脚本/ウィル・デイヴィス
音楽/ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール
原作/バーナード・ウェーバー「ワニのライル」シリーズ
声の出演/ショーン・メンデス(ライル役)
出演/ハビエル・バルデム、コンスタンス・ウー、ウィンズロウ・フェグリー、スクート・マクネイリー、ブレット・ゲルマン
日本公開/2023年3月24日(金)全国の映画館で公開
配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト