『ひみつのなっちゃん。』渡部秀&前野朋哉のドラァグクイーン姿が公開
- Fan's Voice Staff
滝藤賢一の映画初主演作『ひみつのなっちゃん。』に出演する渡部秀と前野朋哉のドラァグクイーン姿が公開されました。
大切な友人なっちゃんの死をきっかけに集まった3人のドラァグクイーン、バージン(滝藤賢一)、モリリン(渡部秀)、ズブ子(前野朋哉)が、なっちゃんが“オネエ”であることを知らない母・恵子(松原智恵子)のために、“おじさん”としてお葬式に参列するまでの珍道中を、温かな笑いと素直な涙で彩るハートフルコメディ。
セクシーな真紅のドレスを見事に着こなす渡部秀が演じるのは、なっちゃんが営む新宿二丁目の食事処の店子のモリリン役。普段は臆病でもいざという時は第一に行動を起こすタフな面もある涙もろいクイーンを見事に体現しました。名バイプレーヤーの前野朋哉は、“オネエ系”タレントとしてお茶の間に引っ張りだこのクイーン・ズブ子役を快演し、旅路の中で様々な笑いとトラブルを巻き起こす愛すべきキャラクターを作り上げました。
なお、三人のクイーンが旅する舞台となる岐阜県と、滝藤賢一の故郷・愛知県では、2023年1月6日(金)から先行公開されることが決定しました。
以下、コメントが到着しています。
渡部秀(モリリン 役)
この度初めてのドラァグクイーン役を演じさせて頂くこととなりました。なぜドレスを着てハイヒールを履き化粧をして自分を表現するのか、そこから監修して下さったエスムラルダさんに教わり、一つ一つ積み上げ作り込みました。この役は僕の役者人生にとって間違いなく大きな分岐点となりました。舞台となった郡上八幡はとても清らかで心が洗われる様でした。この作品を通して少しでも多くの方々にこの地の魅力や力強さを感じて頂けたらと思っております。
前野朋哉(ズブ子 役)
はじめて、マニキュアを塗ったまま電車に乗って現場に行きました。それだけで、いつもと違う風景を感じました。滝藤さん、渡部くん、スタッフの皆さんと『美しさ』を探したひと夏。スクリーンにしっかり刻まれました。皆さんにお届けできる日を心待ちにしております。
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『ひみつのなっちゃん。』
なっちゃんの訃報は、ある日の夏。突然のことだった。つまらない冗談を言っては「笑いなさいよっ!」って一人でツッコんでいた元・ドラァグクイーンのなっちゃん。あまりに突然の出来事に身の回りのものも全てそのまま。もちろん、なっちゃんのお店「ないしょ」も…。翌日、クラブでバージン、モリリン、ズブ子の3人のドラァグクイーンは重大な事実に気づく。「なっちゃん、家族にはオネエだったってこと、ひみつだったらしいのよ」。3人はなっちゃんのひみつが残された家族にバレないように、証拠隠滅しようと主のいない家に向かうが、なっちゃんの母・恵子と鉢合わせてしまう。3人は男の格好でなんとかその場を上手く誤魔化すが、恵子からは葬式に参列するよう故郷の岐阜県郡上市に来て欲しいと頼まれ、その誘いを断り切れない。そして3人のドラァグクイーンの珍道中が始まった…。
出演/滝藤賢一、渡部秀、前野朋哉、松原智恵子
脚本・監督/田中和次朗
ドラァグクイーン監修/エスムラルダ
製作/東映ビデオ、丸壱動画、TOKYO MX、岐阜新聞映画部
ロケ協力/岐阜県郡上市
日本公開/2023年1月6日(金)愛知・岐阜先行公開、1月13日(金)新宿ピカデリー他全国公開
配給/ラビットハウス、丸壱動画
公式サイト
©2023「ひみつのなっちゃん。」製作委員会