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2022.05.07 10:00

「ロミー・シュナイダー映画祭」8月5日より開催決定!ティザービジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

“20世紀最高の女優”と言われるロミー・シュナイダーの特集上映「没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭」が8月5日(金)〜8月25日(木)に、Bunkamura ル・シネマにて開催されることが決定し、ティザービジュアルが解禁されました。

オーストリア・ウィーンの名門俳優一家に生まれたロミー・シュナイダー。6歳時に両親が離婚し不遇の幼少時代を過ごすも、頭脳明晰で独立心旺盛だったシュナイダーは14歳で俳優になることを決意。17歳の時の大ヒット主演作『プリンセス・シシー』(55年)から、ヴィスコンティ監督『ルートヴィヒ』(72年)、イヴ・モンタンと共演した『夕なぎ』(72年)、大反響を巻き起こした『追想』(75年)と多くの傑作・話題作に出演し、世界最高峰の女優として名を馳せました。

一方で、アラン・ドロンとの恋、破産、元夫と息子の死など、スキャンダルやゴシップが付き纏う壮絶な人生を送り、『サン・スーシの女』(82年)を遺作に43歳の若さでこの世を去りました。

シュナイダーの無比な佇まいと鮮烈な印象は色あせることなく、マリリン・モンローやカトリーヌ・ドヌーヴを抑えて「今世紀最高の女優」(仏CSA調べ)に選ばれるなど、その名は映画史に深く刻まれています。

本年はシュナイダーの没後40年にあたり、本格的な特集上映が開催されるのは今回が初。上映作品は6月上旬に発表される予定です。

女優にならなければいけない、と思ったの。
それ以外、考えられなかった
──ロミー・シュナイダー

不幸や不運に見舞われた人生を送った女性として彼女を
捉えるのではなく、短い人生のなかで決して満足することなく、
あふれんばかりの才能を映画のために捧げた女性として、
彼女を見よう
──シネマテーク・フランセーズ館長 フレデリック・ボノー

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没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭

2022年8月5日(金)〜8月25日(木)Bunkamura ル・シネマ他、全国順次公開
公式サイト