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2021.11.05 12:00

『ほんとうのピノッキオ』ヒグチユウコ描き下ろしイラスト&著名人12名より称賛コメントが到着!

  • Fan's Voice Staff

イタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督によるダークファンタジー『ほんとうのピノッキオ』の公開に際し、ヒグチユウコ描き下ろしのイラストと、著名人12名からの称賛コメントが到着しました。

イラストでは、CGを使用せず特殊メイクで作り上げられたキャラクターであるピノッキオとカタツムリが、ヒグチユウコ独自の繊細なタッチによって表現されています。カタツムリの背中に乗った大きな貝殻の溝はもちろん、身にまとったドレスの胸元や袖、スカート部分のドレープまで細やかに描写され、そんなカタツムリにしっかりと抱きついているピノッキオの表情は、劇中のように周囲をかき乱す“悪童”ではなく、母性すら溢れ出るカタツムリの胸で心から安心している等身大の少年のようにも感じ取れます。

以下、到着したコメントです(順不同・敬称略)。

夏木マリ
おとぎ話はいつも残酷
主人公はいつも強か
このピノッキオは、不条理、その風刺が私達に大冒険を体現させる
そして兎に角美しい映画
最後に想うのは、
ピノッキオは私なのかもしれない….

小島秀夫(ゲームクリエイター)
「ゴモラ」の監督がピノッキオを撮るというので、どんなものになるだろうと鼻を伸ばして期待していた。
絵画のような美しいショット!油絵を思わせるライティング!擬人化された生物や人形!独創的なルック!
悪童ピノッキオを描くという触れ込みだったが、それ以上に世間やデマ情報に翻弄される“ほんものの人間達”を見ているブラックさをも感じる。

宇垣美里(フリーアナウンサー)
ダークファンタジーな世界を駆け抜ける
悪童ピノッキオの冒険譚
無軌道な彼に掛けられる忠告の一つ一つが沁みるのは
私が大人になったからなのか
圧倒的な世界観に惚れ惚れした

辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
人生に必要な教訓は全て『ほんとうのピノッキオ』で学べる……
煩悩にまみれがちな大人こそ、人生のテコ入れに必見です!

今日マチ子(漫画家)
ファンタジーと教訓が融合した不思議な世界。あらゆる「ダメ」をことごとく踏んでいくピノッキオは、人間よりも人間らしい。
人形はそつなく振る舞う私たちなのかもしれない。

青野賢一(ライター/選曲家/DJ)
悪いささやきに揺れ、道に迷ってしまうピノッキオにハラハラドキドキしながら、
私たちは、愛情を信じ、またそれに応えるというシンプルで美しい状態を思い出す。

片桐裕司(キャラクターデザイナー・ハリウッド映画監督)
幻想的で細部まで行き届いたリアリティーのある世界観、そして特殊メイクの完成度は感嘆しかありません。
誰もが知るストーリーですが、見事に引き込まれました。

青木美沙子(モデル&正看護師&日本ロリータ協会会長)
豪華な衣装や美しくお人形のようなメイクで細部までこだわった映像美が圧巻でした!
ダークファンタジーな世界観に入りやすく、見終わった後の充実感は忘れられません!
美しすぎる衣装やメイクは必見です!

東佳苗(デザイナー)
好奇心に従い、自由を選択するには代償が伴う。
不条理こそ人生であり、願いを成就させるには学び、働き、善行を積むという真っ当な教えだった。仄暗いファンタジーで包んだ逸話的教訓の話。

金原瑞人(翻訳家)
『ピノッキオ』の訳者のひとりとして、とてもうれしい。
こんなにグロテスクで、こんなに美しいイメージを引きだす原作の可能性を思い知らされた。

江川悦子(特殊メイクアーティスト)
この映画はとってもスペシャル!なんと言っても“特殊メイクてんこもり〜”!
ピノッキオの木目の顔も長い鼻も。森で出会うコオロギも。
街で出会った操り人形たちもCGは最小限。そして妖精の召使いはカタツムリなんだけど、
どんな風になっているか必見!絶対楽しめるはずです。

ベリッシモ・フランチェスコ(料理研究家、タレント)
ハリウッド映画では全く見る事が出来ない、イタリアらしさが溢れる芸術的な作品です。
背景美術や衣装や音楽などがとてもお洒落ですよ!
『ほんとうのピノッキオ』は感動的で老若男女問わず楽しめます。

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『ほんとうのピノッキオ』(原題:Pinocchio)

あなたはまだ知らない、本当のピノッキオを──
貧しい木工職人のジェペット爺さん(ロベルト・ベニーニ)が丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めた。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられたやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出して、森の奥深くへと誘われる。道中、ターコイズ・ブルーの髪を持つ心優しき妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さない。なおも命からがらの冒険を繰り広げるピノッキオは、はたして「人間の子どもになりたい」という願いを叶えられるのだろうか……。

監督・共同脚本/マッテオ・ガローネ
プロデューサー/ジェレミー・トーマス
出演/ロベルト・ベニーニ、マリーヌ・ヴァクト
2019年/イタリア映画/シネマスコープ/上映時間:124分/映倫区分:G/日本語字幕:杉本あり

日本公開/2021年11月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー
配給/ハピネットファントム・スタジオ
後援/イタリア大使館、イタリア文化会館
公式サイト
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