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2021.10.08 14:00

ダン・スティーヴンス主演『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』2022年1月14日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

来年度(2022年度)アカデミー賞国際長編映画賞のドイツ代表に選出されたダン・スティーヴンス主演のロマンティック・アンドロイドムービー『I’m Your Man』が、邦題を『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』として2022年1月14日(金)より日本公開されることが決定しました。

ベルリンのペルガモン博物館で楔形文字の研究に没頭する学者アルマ(マレン・エッゲルト)は、研究資金を稼ぐため、とある企業が極秘で行う特別な実験に参加することに。そこに現れたのは紺碧の瞳でアルマを熱く見つめるハンサムなトム(ダン・スティーヴンス)。初対面にもかかわらず、積極的に口説いてくる彼は、実は、全ドイツ人女性の恋愛データ及び、アルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた高性能AIアンドロイド!トムに課されたミッションは、“アルマを幸せにすること” ただひとつ。たった3週間の実験期間で、献身的でロマンチックなトムのアルゴリズムは、過去の傷から恋愛を遠ざけてきたアルマの心を変えることが出来るのか──?

抜群のルックスと穏やかな性格と豊富な知識、ロマンチックなエスコートで難攻不落のアルマに恋を仕掛けるアンドロイド・トムを演じるのは、『美女と野獣』(17年)、『ダウントン・アビー』(10~15年、19年)で観客のハートをつかんだダン・スティーヴンス。英語訛りのドイツ語でリルケの詩を暗唱し、プロのダンサーのようにキレッキレのルンバを披露。子犬のような瞳で見つめたかと思えば、アルゴリズムがはじき出した歯の浮くような台詞をドヤ顔で披露。『プリティ・ウーマン』の1シーンを再現して呆れられるなど、自信たっぷりの“テク”を空振りさせるトムを茶目っ気たっぷりに演じ、笑いを誘います。

トムに尽くされても素直になれないアルマには、『es[エス]』(01年)や『ヒトラーを欺いた黄色い星』(17年)など、ドイツで活躍するマレン・エッゲルト。過去の悲しみを心にしまい込み、充実した仕事に打ち込みながらも、老いゆく父の姿に自らの孤独を重ねる複雑な現代女性アルマを繊細に演じ、ジェンダーレスとなって初の第71回ベルリン国際映画祭で演技部門最高賞〈銀熊賞〉を受賞しました。

2人の実証実験を見守るワケあり相談員には、『ありがとう、ト二・エルドマン』(16年)『約束の宇宙』(19年)のザンドラ・ヒュラー。
 
監督は、超正統派ユダヤ教徒のコミュニティから逃亡する女性を描き、プライムタイム・エミー賞を受賞した『アンオーソドックス』(20年)のマリア・シュラーダー。女優として『Aimée & Jaguar』(99年・未)でベルリン国際映画祭最優秀女優賞に輝いた経験もあり、『エーミールと探偵たち 』(01年)、『ソハの地下水道』(11年)など出演作が日本でも高評価を獲得。現在は、映画プロデューサーの権力を振りかざし、セクハラと性的暴行事件を繰り返したハーベイ・ワインスタインの行状を暴く『She Said(原題)』(22年予定)を撮影中という、今ハリウッドで最も注目を集める監督のひとりです。

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『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』(英題:I’m Your Man)

監督/マリア・シュラーダー
出演/ダン・スティーヴンス、マレン・エッゲルト、ザンドラ・ヒュラー
2021年/ドイツ映画/ドイツ語/107分/日本語字幕:金澤荘子/映倫:PG12

日本公開/2022年1月14日(金)新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー!
提供/ニューセレクト
配給/アルバトロス・フィルム
公式サイト
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