ドミニク・モル監督『悪なき殺人』日本版予告編&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
2019年東京国際映画祭にて観客賞と最優秀女優賞を受賞した驚愕のサスペンス『悪なき殺人』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。
フランス山間部の人里離れた町で、吹雪の夜にある女性が行方不明となる事件が発生。この失踪事件を軸にした5つのストーリーを通して、ある5人の男女が思いもよらない形で繋がり、フランスからアフリカにまたがる壮大なミステリーに絡む事実が次第に明らかに。人間の本能と滑稽さを、幾重にも重なる「偶然」という「必然」を通して描く極上のサスペンスドラマが繰り広げられます。
予告編では、思いもよらない形で繋がっていく秘密を抱えた5人の姿が露わに。「疑われる男」は、女性の失踪事件で第一に疑われたジョゼフ。「夫を裏切る妻」は、そのジョゼフと不倫関係にあるアリス。「秘密を持つ夫」は、アリスの夫ミシェルであり、どうやら出会い系のネットで不倫をしている様子。見知らぬ人たちが予期せぬ形で繋がり、小さな町で始まった小さなミステリーが、世界をまたぐストーリーへと発展していく様が描かれています。
『ハリー、見知らぬ友人』(00年)でセザール賞を受賞し、25年のキャリアのうち製作本数はわずか6作という寡作作家ドミニク・モル監督の、日本公開は『マンク 破戒僧』以来10年ぶりとなる渾身の最新作。2019年の東京国際映画祭で『動物だけが知っている(仮題)』として上映され、「偶然」をテーマに練りに練られた脚本が映画ファンたちを唸らせました。
主演は、『イングロリアス・バスターズ』(09年)や『フレンチ・ディスパッチ』(21年)などのハリウッド映画にも出演し、『ジュリアン』(17年)ではセザール賞主演男優賞にノミネートされるなど、フランスを代表する名優のドゥニ・メノーシェ。不倫をされる夫・ミシェルを演じますが、果たして冒頭とは全く違うキャラクターを見せていく役所に注目です。
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『悪なき殺人』(英題:Only the Animals)
監督/ドミニク・モル
キャスト/ドゥニ・メノーシェ、ロール・カラミー、ダミアン・ボナール、ナディア・テレスキウィッツ
2019年/116分/カラー/シネスコ/5.1ch/R15+/フランス語、ヌシ語/フランス、ドイツ合作/原題:Seules les Bêtes/日本語字幕:高部義之
日本公開/2021年12月3日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開!12月4日(土)デジタル公開
配給/STAR CHANNEL MOVIES
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