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2021.09.15 10:00

ティム・ロス&クライヴ・オーウェン共演『The Song of Names』12月3日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

ティム・ロスとクライヴ・オーウェンら実力派キャストが出演する音楽ミステリー『The Song of Names(原題)』が12月3日(金)より日本公開されることが決定しました。

1938年、ロンドンに住む9歳のマーティンの家にやってきたのは、ポーランド系ユダヤ人で類まれなヴァイオリンの才能を持つドヴィドル。同い年のマーティンと兄弟のように育ったドヴィドルはその才能を開花させ、 21歳でデビューコンサートの日を迎えますが、その晴れ舞台の当日、ドヴィドルは忽然と姿を消し……。35年後、コンサートの審査員をしていたマーティン(ティム・ロス)は、ある青年のヴァイオリンの音色を聴き愕然。彼が奏でるヴァイオリンは間違いなくドヴィドルにしか教えることのできないものでした。マーティンは長い沈黙を経て、ドヴィドルを探す旅路に出ます。なぜ彼は姿を消したのか? ロンドン、ワルシャワ、ニューヨークを巡り、その真相が解き明かされたとき、ふたりの止まっていた時間は再び回り始め──。

主人公マーティンを演じるティム・ロスは、アカデミー賞・助演男優賞にノミネートされた『ロブ・ロイ ロマンに生きた男』(95年)や、『海の上のピアニスト』(98年)で演じた、船上で生まれ育ち一度も船を降りることがなかったピアニスト、ナインティーン・ハンドレッド役で知られる実力派。近年では『或る終焉』(15年)で死期が迫った患者の看護師の主人公を演じるなど、年齢とともに円熟味を増しながら多彩な役を演じています。

56歳になったドヴィドルの役を演じるのは、『クローサー』(04年)でゴールデングローブ賞・助演男優賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされたクライヴ・オーウェン。名実ともに映画界を代表する二人のオスカーノミネート俳優による競演にも注目です。

監督は『レッド・ヴァイオリン』(98年)、『シルク』(07年)、『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』(14年)など音楽映画の名手フランソワ・ジラール。ハワード・ショアによる音楽とともに、激動の時代に兄弟のように育った二人が辿る旅路をブルッフ、バッハ、ベートーヴェン、パガニーニなどクラシックの名曲が彩っています。また、21世紀を代表するヴァイオリニスト、レイ・チェンが本作のヴァイオリン演奏を務め、その旋律は、極上のミステリーにふさわしい、深く温かな余韻へ誘うものになっています。

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『The Song of Names(原題)』

監督/フランソワ・ジラール
脚本/ジェフリー・ケイン
製作総指揮/ロバート・ラントス
音楽/ハワード・ショア
ヴァイオリン演奏/レイ・チェン
出演/ ティム・ロス、クライヴ・オーウェン、ルーク・ドイル、ミシャ・ハンドリー、キャサリン・マコーマック
2019年/イギリス・カナダ・ハンガリー・ドイツ/英語・ポーランド語・ヘブライ語・イタリア語/113分/字幕翻訳:櫻田美樹/映倫区分:G

日本公開/2021年12月3日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国公開
配給/キノフィルムズ
提供/木下グループ
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