『MONOS 猿と呼ばれし者たち』10月30日公開決定!日本版予告編&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
第92回アカデミー賞国際長編映画賞コロンビア代表に選出された衝撃のサバイバル・オデッセイ『MONOS 猿と呼ばれし者たち』の日本公開日が10月30日(土)に決定!日本版予告編とポスタービジュアル、フライヤービジュアル2種が解禁されました。
南米の山岳地帯、世間から隔絶された高地で暮らす8人の少年少女。ゲリラ組織の一員である彼らのコードネームはMONOS(モノス)。「組織」の指示のもと、人質のアメリカ人女性を監視し、厳しい訓練で心身を鍛える一方で、恋をし、仲間の誕生日を祝い、10代らしく無邪気に戯れる日々を送っています。ところが、「組織」から預かっていた大切な乳牛を仲間の一人が誤って撃ち殺してしまったことから、亀裂が生じていきます。時を同じくして、敵からの激しい襲撃を受けた彼らは、ジャングルの奥地へと身を隠すことに。仲間の死、裏切り、そして人質の逃走…。極限の状況下、MONOSの狂気が暴走し始めます──。
前作『Porfirio』(11年・未)がカンヌ国際映画祭監督週間に出品された新鋭アレハンドロ・ランデス監督の3作目は、南米・コロンビアで50年以上続いた内戦を下敷きにした物語。暴力の脅威にさらされ続けたコロンビアの歴史と、外界から遮断された世界で生きる少年少女兵の思春期のゆらめきを重ね合わせ、幻想的な世界観で描き出しました。
荘厳なティンパニの音色から始まる予告編では、MONOSたちが無邪気に戯れる寓話的な前半から一転、次第に狂気が暴走し、混沌さが増していく様子が切り取られています。
出演には、『キングス・オブ・サマー』の若手実力派で写真家としても活躍するモイセス・アリアスと、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のジュリアンヌ・ニコルソン。アリアス以外のMONOSメンバーを演じたのは、コロンビア全土から集まった800人以上の中から選ばれた演技未経験の精鋭たち。アンデス山脈の高地で行われた過酷な訓練と演技オーディションを経て出演を果たしました。さらに、実際のゲリラ組織「FARC」を脱退したことで賞金首となった過去をもつ元戦闘員が、MONOSの司令官であるメッセンジャー役を演じています。
サンダンス映画祭ワールドシネマドラマ部門の審査員特別賞をはじめ、世界各国の映画祭で63部門にノミネート、うち30部門で受賞(6月21日時点、IMBb調べ)。音楽を務めたミカ・レヴィは、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭とベルギーのゲント国際映画祭で受賞を果たしました。
フライヤーは楽園版と戦場版の2パターンが制作され、ジャンル不確定な本作の振り幅の大きさを表現したものとなっています。
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『MONOS 猿と呼ばれし者たち』(原題:Monos)
監督・脚本・製作/アレハンドロ・ランデス
脚本/アレクシス・ドス・サントス
撮影/ヤスペル・ウルフ
編集/ヨルゴス・モヴロプサリディス
音楽/ミカ・レヴィ
出演/モイセス・アリアス、ジュリアンヌ・ニコルソン
2019年/コロンビア=アルゼンチン=オランダ=ドイツ=スウェーデン=ウルグアイ=スイス=デンマーク/スペイン語・英語/シネスコ/5.1ch/102分/字幕翻訳:平井かおり
日本公開/2021年10月30日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
提供/ザジフィルムズ、インターフィルム
配給/ザジフィルムズ
協力/ラテンビート映画祭
公式サイト
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