『シャン・チー/テン・リングスの伝説』ワールドプレミア開催!
- Fan's Voice Staff
マーベル・スタジオ最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のワールドプレミアが現地時間8月16日(月)にLAで開催され、主要キャストおよび製作陣が登場しました。
会場となったエル・キャピタン・シアターは、撮影で実際に使用された数々の衣装で彩られ、歴代マーベルヒーローたちのコスプレをしたファンや、最新作の予告に登場したブルゾン姿やホテルマン姿のシャン・チーになりきったファンたちが一同に集い、大きな盛り上がりをみせました。
かねてよりマーベル・スタジオ映画の大ファンだったという主人公シャン・チー役のシム・リウは、「今この瞬間、何時間も並んで待ってくれた多くの素晴らしいファンに囲まれ、ファンの愛、サポート、喜びをひしひしと感じている。興奮しているよ。私にとって夢が叶ったような出来事だよ」とMCUの仲間入りを果たした喜びを語り、本作が初お披露目を迎えることについては、「すごくいい気分だね。大勢の人々が集ってくれたのはとても嬉しいし、実際に完成作を観てもらえるのがとにかく嬉しい。ここに集った全員の顔に笑顔が浮かんでいる。最高の瞬間だね」と期待と興奮を隠せない様子。さらに、「日本のMCUファンの皆さん、大好きです。皆さんに映画を観て楽しんでもらえることが楽しみだよ。ありがとう」と熱いメッセージを送ってくれました。
続いて登場したのが、シャン・チーの親友ケイティ役を演じたオークワフィナ。MCU作品へ初参加となった彼女は、「どのマーベル作品にも人間味があって、温かみがある。本作のストーリーに多くが共感すると思う。もちろん、ユニークな作品でもあるけど、より壮大なマーベルの世界にぴったりはまる作品でもあると思う。とにかく参加できて光栄」とコメント。「シム・リウがどんなにかっこいい俳優かということを観客にぜひ観てほしい。観客が笑って、感動して、スタントに圧倒されることを願っている。世界級のスタントチームが迫力あるスタントを見せている」と、壮大なアクションが展開される本作の魅力をアピールしました。
その後もキャストや製作陣が姿を見せる度にファンたちの黄色い歓声が上がり続け、そんな中、晴れやかに登場したデスティン・ダニエル・クレットン監督は、本作の魅力を「クラシカルなマーシャルアーツ作品とファミリー・ドラマ作品を混ぜたような作品だと思う。コメディ要素も多少混ざっているね。色々なジャンルが少しずつ混ざっている」と語り、さらには、「どのMCU作品もそれぞれの話と繋がっているし、本作も同じだよ」とコメント。
マーベル・スタジオの“顔”であるケヴィン・ファイギもまた、MCUのフェーズ4を飾る重要作となる本作について、「これまでの作品の主な役割は、新たな登場人物を紹介することだった。そして、これまで紹介されてきた新たなキャラクターたちが1つの『アベンジャーズ』作品、もしくは、クロスオーバー作品に集結できる準備が整った。『ブラック・ウィドウ』、ディズニープラス上で『ロキ』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、『ワンダヴィジョン』を公開してきて、いよいよ、新たな幕開けにあたる本作で新ヒーローが初公開される。つまり、この作品は新たな、そして重要なマーベルヒーローの起源物語に当たるというわけだ。これから非常に重要な存在となるヒーローの誕生だよ」と断言しました。
イベントには、『ノマドランド』で第93回アカデミー賞作品賞と監督賞を受賞し、11月に公開を控えるマーベル・スタジオ最新作『エターナルズ』も手掛けるクロエ・ジャオ監督、R&BシンガーのNIKI、元人気K-POPグループGOT7のマークなど、スペシャルゲストも一同に集結。コロナ禍で交流の機会が減っている中で、キャスト・製作陣・ファン共に笑顔溢れる幸せな光景が広がりました。
==
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(原題:Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings)
監督/デスティン・ダニエル・クレットン
出演/シム・リウ、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨー
全米公開/2021年9月3日
日本公開/2021年9月3日(金) 全国公開
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2021