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2021.06.03 18:58

濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出!

  • Fan's Voice Staff

フランス現地時間7月6日(火)より開催される第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に濱口竜介監督の最新作『ドライブ・マイ・カー』が選出されたことが発表され、監督およびキャストより喜びのコメントが到着しました。

世界三大映画祭のひとつカンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールを競う部門として最も注目が集まる「コンペティション部門」。毎年世界中の大御所監督たちが名を連ね、これまで是枝裕和、ケン・ローチ、ジム・ジャームッシュ、グザヴィエ・ドランなど世界の名だたる巨匠・名匠たちの作品が選出されてきました。2019年にはポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』がパルムドールに輝き、その後アカデミー作品賞を獲得するなど、日本でも大きな話題となりました。

濱口監督作品がコンペティション部門に選出されるのは、商業長編デビュー作『寝ても覚めても』(18年)に続き2度目。これまで、短編集『偶然と想像』(21年)が第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞。脚本を手掛けた黒沢清監督作『スパイの妻』(20年)が第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞するなど、世界三大映画祭を席巻し、大きな注目を集めています。

濱口竜介監督

「心に直接響く、感動的なこの作品を国際マーケットでシェアできることが待ちきれない!」と惚れ込み、海外セールスを担当するのは、これまで、カウリスマキ、アピチャッポンなどの名匠を数多く手掛けてきた世界的セールスカンパニー「The Match Factory」。さらには、グザヴィエ・ドラン、ダルデンヌ兄弟作品などを配給してきたDiaphanaによるフランス公開も決定し、海外でも熱烈なファンが多い村上春樹作品を原作とした濱口監督最新作に、海外からも熱い視線が向けられています。

原作は、妻を失った男の喪失と希望を綴った村上春樹による珠玉の短編小説「ドライブ・マイ・カー」。この作品に惚れ込んだ濱口監督が自ら映画化を熱望し、脚本も手掛けました。主演に西島秀俊を迎え、三浦透子、岡田将生、霧島れいかと実力派俳優陣が集結。オリジナルの要素を加えながらも、原作の精神を受け継いだ驚異的な脚本と胸に迫る演技が、想像を超える圧巻のラストへと導きます。

なおこの度、本作の上映尺が2時間59分であることも発表されました。

以下、監督およびキャストからの喜びのコメントです。

濱口竜介(監督・脚本)
先日完成を迎えた映画『ドライブ・マイ・カー』が、第74回カンヌ国際映画祭オフィシャルコンペティションに選出されました。歴史あるこの映画祭で、多くの観客がこの映画と初めて出会うことを想像して湧き上がるような興奮を感じています。
この映画に写った素晴らしい俳優たちの演技を、そこから世界に向けて示せることにワクワクします。この映画に携わったすべてのキャスト・スタッフ、そして原作者の村上春樹さんにこの場を借りて、心からの御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。未だコロナ禍の困難な状況下ではありますがカンヌの地を、ともにこの映画を作った仲間たちと踏むことができたらこの上なく幸せなことです。今は上映のその時を心待ちにするばかりです。

西島秀俊(家福悠介 役)
濱口監督は、恋人や友人同士の心の機微を厳しく、美しく描いてきました。
今作品、村上春樹さん原作の映画『ドライブ・マイ・カー』では家族について、そしてより遠い人との関係について描いています。絶望の果てに人は再生出来るのか。撮影をしながら監督はずっと問い続けていたと思います。
監督が人間について深く思考し愛情を注いだ『ドライブ・マイ・カー』のカンヌ映画祭コンペ部門選出を心から嬉しく思います。濱口監督、おめでとうございます。沢山の皆さんに観て頂けることを祈っております。

三浦透子(渡利みさき 役)
沢山の方の目に触れる大きな機会をいただけたこと、本当に嬉しく思います。心から尊敬できるスタッフ・キャストの皆さまと一緒に仕事ができて、本当に幸せな時間でした。改めて、『ドライブ・マイ・カー』という作品に参加させていただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。海の向こうの方々にどんな風に届くのか、今からとても楽しみです。

岡田将生(高槻耕史 役)
こんな嬉しいニュースはありません。
キャスト、スタッフは監督が作った脚本に真摯に取り組み、改めて映画の力を感じた気がします。
海外のキャストとも映画祭の話をしていたので、まさかまさかで、、この話を聞いたときは時間が止まってしまいました。
僕自身この映画を見て心が震えました。この映画に参加できて幸せ者です。
海外の方々にもこの映画の素晴らしさが伝わることを願っています。

霧島れいか(家福音 役)
この作品に出会い、参加できたことに心から感謝しています。私にとって宝物のような作品です。そしてこの素晴らしい知らせを受け、監督はじめキャスト、スタッフの皆様の顔を思い浮かべながら喜びで胸が熱くなりました。全員の心が真っ直ぐ込められたこの映画をたくさんの方々に観て頂けることが大変嬉しく、こんなに幸せなことはありません。
改めて濱口監督おめでとうございます。

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『ドライブ・マイ・カー』

出演/西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、パク・ユリム、ジン・デヨン、ソニア・ユアン、ペリー・ディゾン、アン・フィテ、安部聡子、岡田将生
原作/村上春樹 「ドライブ・マイ・カー」(短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)
監督/濱口竜介
脚本/濱口竜介、大江崇允
音楽/石橋英子
製作/『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
製作幹事/カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド
制作プロダクション/C&Iエンタテインメント

日本公開/2021年8月20日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給/ビターズ・エンド
公式サイト
©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会