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2021.04.22 19:00

フランソワ・オゾン監督『Summer of 85』日本版予告編&ポスタービジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

フランス映画界の巨匠フランソワ・オゾンの最新作『Summer of 85』の日本版予告第1弾とポスタービジュアルが解禁されました。

1985年夏のフランス。進路に悩む16歳の少年アレックス(フェリックス・ルフェーヴル)は、今日もひとり波に揺られ、あてもない日々を過ごしていました。ある日、突然の嵐に見舞われ転覆したボートから彼の命を救ったのは、18歳のダヴィド(バンジャマン・ヴォワザン)。アレックスにとって、ダヴィドは眩いほど自然体で、自信に満ちた魅力に溢れていました。運命的に出会った2人は急速に惹かれ合い、やがて恋愛感情で結ばれます。これが、アレックスの初めての恋でした。

予告編では、The Cureの名曲「In Between Days」に合わせて、アレックスが初めて抱くダヴィドへの破裂しそうなほどの恋の衝動が映し出されています。ノスタルジックな雰囲気漂うフィルムによる撮影で美しく切り取られた、色鮮やかな青春の数々。ところが、そんな幸せな日々も長くは続かず、「ほんの一瞬も離れたくない」と願うアレックスを待ち受けていたのは、不慮の事故によるダヴィドとの突然の別れでした──。

原作は、英作家エイダン・チェンバーズが1982年に発表した青春小説の金字塔「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)。17歳で本小説と出会い感銘を受け、「いつか長編映画を監督する日がきたら、その第一作目はこの小説だと思った」と語るオゾンが、約35年の時を経て映像化。オーディションで見出した注目の新鋭二人を主演に迎え、当時の感情を投影しながら、誰しもに訪れる初恋の衝動を圧巻の映像美と巧みな演出で表現し、”愛の原点”に辿り着きました。

『Summer of 85』は第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出され、第15回ローマ国際映画祭では観客賞を受賞。「オゾンの独創性を改めて教えてくれる」(Variety)、「病的なまでにロマンチック」(The Guardian)、「スタイリッシュ且つ繊細」(Times)、「若さのスリルと初恋の駆け引きを見事に捉えた」(EMPIRE)、「激しくも感動的な物語」(Screen International)など、海外誌からは絶賛が相次いでいます。

なお4月23日(金)より本作ムビチケカード(税込1,500円)が発売決定!劇場購入特典として、アレックスとダヴィドが過ごした夏の一瞬を切り取ったポストカード(3枚セット)が配布されます。

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『Summer of 85』(原題:Été 85)

監督・脚本/フランソワ・オゾン
出演/フェリックス・ルフェーヴル、バンジャマン・ヴォワザン、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、メルヴィル・プポー
PG-12

日本公開/2021年8月20日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
配給/フラッグ、クロックワークス
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