News

2021.03.22 17:00

『返校 言葉が消えた日』邦題&日本版ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

2017年に発売された台湾の同名大ヒットホラーゲームの映画化で、白色テロ時代を描いたダークミステリー『返校』(原題)の邦題が、『返校 言葉が消えた日』に決定!日本版ポスタービジュアルが解禁されました。

映画『返校 言葉が消えた日』は、台湾人が忘れてはならない40年にも及んだ負の歴史を正面から描き、第56回金馬奨で主要12部門にノミネート、最優秀新人監督賞を含む最多5部門受賞の快挙を成し遂げた衝撃作。その深いメッセージ性が台湾の多くの人の胸をうち、2019年の台湾映画No.1の大ヒットを記録。昨年1月に行われた台湾総統選挙にも影響を及ぼしたと言われるほどの社会現象となりました。

映画で描かれている時代の30年後を舞台としたドラマ「返校 -DETENTION-」は、昨年12月からNetflixで全世界独占配信され、ゲームファンだけではなく映画ファン、ドラマファンからも大きな反響が起こりました。

ポスタービジュアルでは、主人公である女子高生のファン・レイシン(ワン・ジン)を中心に、男子学生のウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)、男性教師のチャン(フー・モンボー)、そして女性教師のインが、舞台である学校を背景にそれぞれ意味ありげな表情で佇み、「自由が罪と教えれられた時代。あなたなら、どう生きましたか?」と、台湾の白色テロ時代を生きた彼らからの問いかのようなコピーが添えられています。

==

『返校』(原題)

1962年、蒋介石率いる国民党の独裁政権下の台湾では、市民に相互監視と密告が強制されていた。翠華高校に通う女子高生のファン・レイシンが放課後の教室で眠りから目を覚ますと、何故か学校には誰もいなくなっていた。校内を一人さ迷うファンは政府から禁じられた本を読む読書会メンバーで、秘かに彼女を慕う男子学生のウェイ・ジョンティンと出会い、協力して学校からの脱出を試みるが、どうしても外に出ることができない。消えた同級生や先生を探す二人は悪夢のような恐怖が迫るなか、学校で起こった政府による暴力的な迫害事件と、その原因を作った密告者の哀しい真相に近づいていく──。 

監督/ジョン・スー
出演/ワン・ジン、ツォン・ジンファ、フー・モンボー、チョイ・シーワン、チュウ・ホンジャン
2019年/台湾/カラー/103分/R15+

日本公開/2021年7月 TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー 
配給/ツイン
© 1 Production Film Co. ALL RIGHTS RESERVED.