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2021.02.22 7:00

カツセマサヒコ原作「明け方の若者たち」北村匠海主演で映画化決定!

  • Fan's Voice Staff

カツセマサヒコ原作の青春恋愛小説「明け方の若者たち」が、北村匠海を主演に迎え映画化されることが決定しました。

北村匠海、カツセマサヒコ(現場にて)

大都会・東京に生きる若者が突然出会った人生最大の恋と、何者にもなれないまま大人になっていくことへの葛藤を描き、現代でしか表現できない“エモさ”に共感者が続出した本作。

主人公の〈僕〉役を務めるのは、『君の膵臓をたべたい』(17年)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『東京リベンジャーズ』(21年)、『とんび』(22年)など数々の話題作の公開が控える北村匠海。

近くて遠い2010年代のリアリティ溢れる青春劇の映像化に挑戦するのは、松本花奈。映画、TV、MV、広告、写真と幅広いジャンルで活動し、今年公開された実写版『ホリミヤ』でもメガホンをとった23歳の新進気鋭監督です。脚本は、『デイアンドナイト』(17年)、Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』などを手掛け、『愛はどこにも消えない』(19年/オムニバス映画『21世紀の女の子』の1篇)、『過ぎて行け、延滞10代』(17年)でも松本とタッグを組んだ小寺和久が担当します。

原作のカツセマサヒコは、Twitterでの”妄想ツイート”が共感の嵐を呼び、フォロワー14万人の支持を獲得したウェブライター。昨年6月の発売前から重版が決定した長編小説デビュー作「明け方の若者たち」は、安達祐実、村山由佳、尾崎世界観、紗倉まな、今泉力哉、長谷川朗など各界の著名人や書店員から推薦の声が集まり、デビュー作にしてAmazon日本文芸ランキング1位(2020年5月18日調べ)、「王様のブランチ」BOOKランキング2位(2020年6月27日放送)、Apple Books新人賞受賞など、大ヒットを記録しました。

以下、コメントが到着しています。

北村匠海(主演)
“明け方の若者たち”で主演を務めさせて頂ける事になりました。
松本監督とは10年前、共演者として学園ドラマで出会い、そして今お互いの道を進んでやっと再会できました。映画に登場する、街や音楽が偶然にも僕の”本物の青春”と重なっていて、もうニ度と帰ってこない人生のマジックアワーをまた味わえたような、切なくてじんわりあったかくて、笑ってるのか泣いてるのかよくわからないあの頃を、皆さんも思い出せるかもしれません。お楽しみに。

松本花奈(監督)
カツセさんの紡ぐ言葉の、笑顔でいるけれど本当は少し寂しかったりとか、夢を追いかけることをやめたけれど本当はどこかで希望を捨てきれていなかったりとか、決して単純ではない、濁りのある感情の描写がとても好きです。そんな繊細でリアルなこの物語を、北村さんと共につくれることが楽しみです。1カット1カットを大切に、撮影していきたいと思います。

カツセマサヒコ(原作)
初めて書いた小説が、発売して一年も経たないうちに映画化発表されて、しかも、その主演が北村匠海さん? どこからがドッキリですか。まだ実感が沸かず、フワフワとした気持ちでいます。小説を子供とするならば、映画は可愛い甥っ子といったところでしょうか。松本監督と素晴らしいキャスト・スタッフ陣に全て委ねて、温かく見守ろうと思っています。本当に楽しみです!

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『明け方の若者たち』

「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」
その16文字から始まった、沼のような5年間。
明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った彼女に、一瞬で恋をした。
本多劇場で観た舞台。「写ルンです」で撮った江ノ島。ふたりのために買ったセミダブルベッド。フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり……。
世界が彼女で満たされる一方で、社会人になった僕は、”こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく。息の詰まる満員電車。夢見た未来とは異なる現在。深夜の高円寺の公園と親友だけが、救いだったあの頃。
人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚。

主演/北村匠海
監督/松本花奈
脚本/小寺和久
原作/カツセマサヒコ「明け方の若者たち」(幻冬舎刊)

日本公開/2022年 全国ロードショー
公式サイト