『ミナリ』注目子役の新場面写真4点が解禁!初演技にして映画賞多数受賞!
- Fan's Voice Staff
1980年代、農業で成功することを夢見てアメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描く『ミナリ』のアメリカ公開を記念して、心臓に病を持つが好奇心旺盛な弟・デビッドと、しっかり者の姉・アンの場面写真4点が解禁されました。
リー・アイザック・チョン監督の半自伝的な物語を描いた本作で、監督の少年時代を投影したキャラクターである弟のデビッドは、物語のキーパーソンとなる重要な役どころ。慣れない土地での新生活への戸惑いや、抱えた心臓病に対する不安、毒舌で一風変わった祖母とぶつかり合いながらも次第に強い絆で結ばれていくという、複雑で説得力のある演技が求められました。その高すぎるハードルを軽々と越え、チョン監督が求めていた無邪気さ、わんぱくさ、元気さ、脆さ、慎重さ、激しさを見事に体現したのは、本作が映画デビューとなる新人のアラン・キム(8歳)。
オーディションで大抜擢されたキムを、監督は「とてもチャーミングで自然で、何度も繰り返し見たくなるような演技をしてくれた」と大絶賛。キム自身は撮影を振り返って、「初めての映画出演で撮影はとっても楽しかった!みんなのこと、大好き!たくさんハグしてくれた!」とコメント。ハリウッドスターのスティーヴン・ユァンや韓国の大女優ユン・ヨジョンとの共演を楽しんだようで、すでに大物の片鱗をのぞかせています。わずか8歳の名優は、インディアナ映画批評家協会賞やワシントンDC映画批評家協会賞など、複数の映画賞にて助演男優賞、新人俳優賞を受賞という快挙を達成。
A24もキムの実力を高く評価しており、同スタジオが製作を手がける新作映画『Latchkey Kids(原題)』への出演も決定。『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』でブレイクした若手女優エルシー・フィッシャーとの共演で、本作の愛くるしいデビッド役から一転、大人びていて聡明な9歳の少年を演じるよう。
姉のアン役を演じたネイル・ケイト・チョーも本作が映画デビューとなる新人!チョン監督はネイルについて「アンの役柄の重要な部分は、愛する人を真剣に大切にするということ。ネイルは、それを自分らしいやり方で明快にやってくれた」と信頼のコメントを寄せ、絶賛しています。
解禁された場面写真では、移り住んできたアーカンソー州の自然豊かな土地で遊ぶ姉弟の無邪気な姿や、地元のアメリカ人少年と友情を育む仲睦まじい姿などが写し出されています。
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『ミナリ』(原題:Minari)
1980年代、農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブは、アメリカはアーカンソー州の高原に、家族と共に引っ越してきた。荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを見た妻のモニカは、いつまでも心は少年の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、しっかり者の長女アンと心臓に病を持つが好奇心旺盛な弟のデビッドは、新しい土地に希望を見つけていく。まもなく毒舌で破天荒な祖母も加わり、デビッドと一風変わった絆を結ぶ。だが、水が干上がり、作物は売れず、追い詰められた一家に、思いもしない事態が立ち上がる──。
脚本&監督/リー・アイザック・チョン
出演/スティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、ユン・ヨジョン、ウィル・パットン、スコット・ヘイズ ほか
全米公開:2021年2月12日/上映時間:116分
日本公開/2021年3月19日(金)TOHOシネマズ シャンテ ほか全国ロードショー
配給/ギャガ
公式サイト
Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24