オスカーの本命“Call Me By Your Name”が2018年4月日本公開決定!邦題は『君の名前で僕を呼んで』
- Fan's Voice Staff
12月11日(現地時間)に発表されたゴールデン・グローブ賞候補で、作品賞(ドラマ部門)、主演男優賞、助演男優賞の主要3部門にノミネートされたルカ・グァダニーノ監督の『Call Me By Your Name』 の日本公開が2018年4月に、邦題が『君の名前で僕を呼んで』に決定しました。
今年の1月のサンダンス映画祭でプレミア上映され、2月のベルリン国際映画祭「パノラマ」部門で上映され話題となった本作は、11月24日に全米公開されるやいなや、『それでも夜は明ける』(15年)、『ムーンライト』(16年)などの昨今のアカデミー賞作品賞受賞作の興行成績をすでに上回る大ヒット(初週末スクリーンアベレージ比較)を記録しました。賞レースの始まりとともに、ゴッサム賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞を制覇、賞レースを牽引する注目作として、アカデミー賞ノミネートにも期待がかかります。
『君の名前で僕を呼んで』は、1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)と、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)の恋を描く青春映画。
アンドレ・アシマンの小説を脚色したのは、今年89歳になったジェームズ・アイヴォリー。『モーリス』や『眺めのいい部屋』で知られる巨匠が思い入れた初恋を、『ミラノ、愛に生きる』、『胸さわぎのシチリア』の監督ルカ・グァダニーノが映像化しました。主人公のエリオを演じるのは、これが本格的初主演作となるティモシー・シャラメ、相手役のオリヴァーを演じるのは、『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマー。
邦題に決定した『君の名前で僕を呼んで』は、原題の『Call Me By Your Name』の直訳。主人公・エリオとオリヴァーが、互いの想いを確かめ合う印象的なシーンに登場する重要な台詞から引用されています。「これ以外の邦題はない」と映画配給関係者満場一致で決定したたそう。
『君の名前で僕を呼んで』は2018年4月にTOHOシネマズ シャンテ他で全国公開です!
【2017年12月13日までの主な受賞、ノミネート】(29受賞、99ノミネート)
第75回 ゴールデングローブ賞
・作品賞、主演男優賞(ドラマ 部門/ティモシー・シャラメ)、助演男優賞(アーミー・ハマー)主要3部門ノミネート
第43回 ロサンゼルス映画批評家協会賞
・作品賞、監督賞(ルカ・グァダニーノ)、主演男優賞俳優賞(ティモシー・シャラメ)受賞
第27回 ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワード
・作品賞、ブレイクスルー俳優賞(ティモシー・シャラメ)受賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー
・優秀作品、ブレイクスルー演技賞 (ティモシー・シャラメ)受賞
・Top 10 Films 選出
第83回ニューヨーク映画批評家協会賞
・主演男優賞賞(ティモシー・シャラメ)受賞
第17回ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞
・ブレイクスルー・パフォーマー賞(ティモシー・シャラメ)受賞
・Top 10 Films 選出
第6回ボストン・オンライン映画批評家協会賞
・主演男優賞(ティモシー・シャラメ)受賞
・2017年トップ10作品:「君の名前で僕を呼んで」 (3位)
第22回サンディエゴ映画批評家協会賞
・ブレイクスルー・アーティスト賞(ティモシー・シャラメ)、Body of Work賞(マイケル・スタールバーグ)受賞
第33回インディペンデント・スピリット賞
・作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞 合計6部門ノミネート
第23回ブロードキャスト批評家協会賞
・作品賞、監督賞、主演男優賞(ティモシー・シャラメ)、ダブル助演男優賞(アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ)、脚色賞、撮影賞、主題歌賞 合計8部門ノミネート
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『君の名前で僕を呼んで』(原題:Call Me By Your Name)
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。
監督/ルカ・グァダニーノ
脚色/ジェームズ・アイヴォリー
原作/アンドレ・アシマン
出演/出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、ほか
2017年/イタリア、フランス、ブラジル、アメリカ/カラー/ビスタ/5.1ch/132分
日本公開/2018年4月TOHOシネマズ シャンテ他で全国公開
提供/カルチュア・パブリッシャーズ/ファントム・フィルム
配給/ファントム・フィルム
©Frenesy, La Cinefacture