News

2020.10.14 12:00

セドリック・クラピッシュ監督『パリのどこかで、あなたと』日本版本予告が解禁!

  • Fan's Voice Staff

SNSでは埋められない孤独や、仕事に対する不安を抱える男女が、葛藤しながらも過去を受け入れ前進する姿を描いたセドリック・クラピッシュ監督の最新作『パリのどこかで、あなたと』の日本版本予告が解禁されました。

本予告では、過去の恋愛を引きずり心の穴を埋められないメラニー(アナ・ジラルド)と、仕事のストレスを抱えて眠れないレミー(フランソワ・シヴィル)がそれぞれの悩みと向き合い、不器用に生きる姿が映し出されています。「人に話せる特別な事が僕にはない」と落ち込むレミーと、「一年前に彼と別れたの。私って重たいみたい」と目に涙を浮かべるメラニー。新しい出会いを求めてみたり、誰かの特別な存在になろうと努力してみたりと、何とか寂しさを紛らわそうとする二人ですが、なかなか上手くはいきません。パリという都会の隣り合うアパルトマンで暮らしながらも、知り合うこともなく、同じような孤独を抱える二人が、人との繋がりを求め葛藤する等身大の姿が描き出されています。

主演を務めるのは、フランスの映画・テレビ・演劇界で活躍するアナ・ジラルド。マッチングアプリで一夜限りの恋を繰り返すも、ありのままの自分をさらけ出すことができずに悩む女性メラニーを繊細に表現しました。さらに、第72回カンヌ国際映画祭で将来の活躍が期待される若手俳優に贈られるショパール・トロフィーを受賞し、フランスでいま人気急上昇中のフランソワ・シヴィルが、仕事に悩みやストレスを抱えながらも前向きに生きようともがく男性レミーを演じています。

監督のセドリック・クラピッシュは、『スパニッシュ・アパートメント』(02年)、『ロシアン・ドールズ』(05年)、『ニューヨークの巴里夫』(13年)からなる“青春三部作”や、『おかえり、ブルゴーニュへ』(17年)など、都会や田舎を舞台にごくありふれた人々とその日常を映し出してきた、現代フランス映画界を代表する名匠です。

==

『パリのどこかで、あなたと』(英題:Someone, Somewhere)

監督/セドリック・クラピッシュ
脚本/セドリック・クラピッシュ、サンティアゴ・アミゴレーナ
出演/アナ・ジラルド、フランソワ・シヴィル ほか
2019年/フランス/111分/原題:Deux moi

日本公開/2020年12月11日(金)より全国順次ロードショー
提供/木下グループ
配給/シネメディア
公式サイト
© 2019 / CE QUI ME MEUT MOTION PICTURE – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINEMA