ジュディ・デンチ主演『ジョーンの秘密』8月7日公開決定!本編シーン映像が解禁
- Fan's Voice Staff
イギリス史上最も意外なスパイの実話から生まれた衝撃作『ジョーンの秘密』の日本公開日が8月7日(金)に決定!スパイ容疑で告発されたジョーン(ジュディ・デンチ)の姿を映した本編シーン映像が到着しました。
世界がミレニアムに浮かれていた2000年、ロシアのKGBに核開発の機密を漏洩していた“核時代最後のスパイ”がMI5の手によって暴かれたという驚愕のニュースが、英国を駆け抜けました。ただ、人々に衝撃を与えたのは、その事実よりも容疑をかけられた“その人物”。まさに隣に住んでいそうな80代の老女は、信じられないほどの過去を隠し続けて静かに生活を送っていました。この数奇な実話をもとに英国の作家ジェニー・ルーニーが書き上げたベストセラー小説を映画化したのが、『ジョーンの秘密』です。
映像では、郊外で穏やかな一人暮らしを送っていたジョーン(ジュディ・デンチ)が突然MI5に逮捕され、ほぼノーメイクのジョーンが取り調べ室で、弁護士であり実の息子のニック(ベン・マイルズ)に対して自身の弁護を依頼するというシーンが、静かに、そして激しく映し出されています。
「謝るわ。ニック」と、謝罪するジョーン。しかし息子のニックは、実の母が国を裏切り、祖国を裏切っていた疑惑をかけられていると知り、「謝罪じゃ足りない」と憤りを隠せない様子。「お願いがあるの。裁判になったら弁護を担当してくれない?罪は認める。偽証は頼まない」とジョーンが弁護を依頼するも、「なぜこんなことを?」と、母のしたことの大きさ、そして過ちを受け入れることができません。ジョーンは自分の思いを伝えようと「ニック。あなたは信念に生きてるでしょ。私も同じよ」と語りますが、その短い台詞では全てを伝えることはできず──。捜査官の取り調べは1938年まで遡り、次々と明かされるジョーンの驚くべき真実。仲間や家族を裏切ってまで、彼女は何を守ろうとしたのか。そして、ジョーンを突き動かしたものとは──?
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『ジョーンの秘密』(原題:Red Joan)
夫に先立たれ、仕事も引退したジョーン・スタンリー(ジュディ・デンチ)は、イギリス郊外で穏やかな一人暮らしを送っていた。ところが、2000年5月、ジョーンは突然訪ねてきたMI5に逮捕されてしまう。半世紀以上も前に、核開発の機密情報をロシアに流したというスパイ容疑だった。ジョーンは無罪を主張するが、先ごろ死亡した外務事務次官のW・ミッチェル卿が遺した資料から、彼とジョーンがロシアのKGBと共謀していた証拠が出てきたというのだー。彼女の息子で弁護士を務めるニック(ベン・マイルズ)立ち会いのもと、次々と明かされるジョーンの驚くべき真実ー。仲間や家族を裏切ってまで、彼女は何を守ろうとしたのか。そして、ジョーンを突き動かしたものとは?
出演/ジュディ・デンチ、ソフィー・クックソン、トム・ヒューズ、スティーヴン・キャンベル・ムーア、ベン・マイルズ
監督/トレヴァー・ナン
原作/ジェニー・ルーニー著「Red Joan」
2018/英語/イギリス/101分/5.1ch/カラー/スコープ/PG12/字幕翻訳:チオキ真理
日本公開/2020年8月7日(金)TOHOシネマズ シャンテ他ロードショー
配給/キノフィルムズ
公式サイト
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