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2020.03.16 8:00

『エジソンズ・ゲーム』ベネディクト・カンバーバッチが絶好調の”口撃”を披露!本編シーン映像が初解禁

  • Fan's Voice Staff

19世紀後半のアメリカを舞台に、トーマス・エジソンとジョージ・ウェスティングハウスによる、アメリカ初の送電システムを巡る壮絶な〈電流戦争〉を描いた『エジソンズ・ゲーム』の、白熱のビジネスバトルを描いた2つの本編シーン映像が同時解禁されました。

エジソンのネガティブキャンペーン vs. ウェスティングハウスの冷静な反撃という、〈電流戦争〉の幕開けとなった、メディアを通したビジネスバトルを垣間見ることができる今回の映像。

「電流戦争―エジソンの宣戦布告―」編では、エジソン(ベネディクト・カンバーバッチ)が自身の研究所に集まった記者に対し、ウェスティングハウスらをハゲタカと称しながら、「彼のインチキぶりを忘れないように」と絶好調の“口撃”を披露。そんなエジソンに、秘書のインサル(トム・ホランド)も苦笑いを隠せない様子。そして、帰りゆく記者にエジソンはとどめの一撃として、「ウェスティングハウスの(送電)方式は死を招く」と、極端な言葉を飄々とした態度で告げ、記者たちの興味を一気にかき集めます。

一方、「電流戦争―ウェスティングハウスの反撃―」編では、「進歩を妨げてはならない」と真摯な態度で宣言するウェスティングハウス(マイケル・シャノン)。そこから、「エジソンがすべてのものに自分の名を付けるのは忘れられるのが怖いからだ」、「トーマス・A・エジソンはペテン師だ」と反撃。そしてあくまで「私の方式が優れている」と、エジソンの名が入ったナイフを柱に突き刺す姿で映像は幕を閉じます。

監督のアルフォンソ・ゴメス=レホンは、二人の仕事や発明への向き合い方が対照的なところにも想像力をかき立てられたと言います。「ウェスティングハウスは人々の生活を良くしたいという思いしかなく、名をあげることに興味はなかった。対するエジソンは、自身の社会的イメージを意識していた。この脚本には“エゴ vs. 謙虚さ”という問題が喚起されていた」

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『エジソンズ・ゲーム』(原題:The Current War: Director’s Cut)

19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男だった。裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”より、遠くまで電気を送れて安価な“交流”の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な“交流”の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。ウェスティングハウスは“交流”式送電の実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、“交流”は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく。こうして世紀の“電流戦争”が幕を開けた!訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づく──果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらか──?

監督/アルフォンソ・ゴメス=レホン
出演/ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
2019年/アメリカ/108分/スコープ/5.1ch/字幕翻訳:松浦美奈/字幕監修:岩尾徹

日本公開/2020年4月3日(金)、TOHOシネマズ日比谷他全国公開
配給/KADOKAWA
後援/一般社団法人 電気学会
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