『フェアウェル』ルル・ワン監督来日決定!3月18日にジャパンプレミア開催へ
- Fan's Voice Staff
第77回ゴールデングローブ賞で、主演オークワフィナがアジア系女優初の主演女優賞を受賞したA24の話題作『フェアウェル』のルル・ワン監督が初来日することが決定しました。
ルル・ワン監督は、3月18日(水)・19日(木)の2日間に渡り本作のプロモーションを行い、18日(水)に開催されるジャパンプレミア試写会に登壇する予定です。
中国・北京出身のルル・ワン監督は、アメリカのマイアミで育ち、ボストンで教育を受けた36歳。クラシック音楽のピアニストから映画監督に転身し、『Posthumous』(14年)で長編監督デビュー。同年のインディペンデント・スピリット賞において、チャズ&ロジャー・イーバート・ディレクティング・フェローシップを受賞、さらにフィルム・インディペンデント・プロジェクトの監督フェローにも選ばれ、2017年にはサンダンス・インスティチュートによる長編2作目の監督を支援するプログラム「フィルム・トゥー・イニシアティヴ」に招待されました。バラエティ誌の“2019年に注目すべき監督10人”のひとりに選ばれています。
『フェアウェル』は、ルル・ワン監督の実際の〈嘘〉から生まれた、心温まる家族の感動物語。アメリカに住む主人公ビリー(オークワフィナ)に突然知らされたのは、中国に住む大好きな祖母″ナイナイ″の余命宣告。余命わずかなナイナイのもとを訪れるために、いとこの結婚式と嘘をついた家族は久しぶりに集まります。ともに食卓を囲む家族は、「ずっと会いたかった」と優しく声をかけるナイナイとは裏腹に、真実を知っている家族は必死に悲しい顔を隠すのでした。
祖母を愛してやまない主演の孫娘”ビリー”役を『オーシャンズ8』、『クレイジー・リッチ!』のオークワフィナが務め、ビリーの父親”ハイヤン”役に『ラッシュアワー』シリーズや実写映画『ムーラン』にも参加したツィ・マー、中国で最高レベルの演技者だけに授与される「国家一級演員」にも選ばれた実力派女優チャオ・シュウチェンが祖母″ナイナイ″役を務めました。
2019年のサンダンス映画祭ドラマコンペティション部門でプレミア上映された『フェアウェル』は、2019年7月に全米4館で限定公開され、館数が桁違いの大作群の中で全米10位にランクインするという驚異的な大ヒットを記録。第77回ゴールデングローブ賞では、主演オークワフィナがアジア系女優初の主演女優賞を受賞する快挙を達成しました。
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『フェアウェル』(原題:The Farewell)
ニューヨークに暮らすビリーと家族は、ガンで余命3ヶ月と宣告された祖母ナイナイに最後に会うために中国へ帰郷する。家族は、病のことを本人に悟られないように、集まる口実として、いとこの結婚式をでっちあげる。ちゃんと真実を伝えるべきだと訴えるビリーと、悲しませたくないと反対する家族。葛藤の中で過ごす数日間、うまくいかない人生に悩んでいたビリーは、明るく愛情深いナイナイから生きる力を受け取っていく。ついに訪れた帰国の朝、彼女たちが辿り着いた答えとは──?
監督・脚本/ルル・ワン
出演/オークワフィナ、ツィ・マー、ダイアナ・リン、チャオ・シュウチェン
2019/カラー/5.1ch/アメリカ・中国/スコープ/100分/字幕翻訳:稲田嵯裕里
日本公開/2020年4月10日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給/ショウゲート
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