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2020.01.09 11:00

ケネス・ブラナー監督・主演『シェイクスピアの庭』日本版予告編&本ポスターが解禁

  • Fan's Voice Staff

シェイクスピアの知られざる最期の日々を、ケネス・ブラナー監督・主演で映画化した『シェイクスピアの庭』の日本版予告編と本ポスタービジュアルが解禁されました。

没後400年以上を経て、今もなお愛され続ける英国の偉大な文豪ウィリアム・シェイクスピア(1564〜1616年)は、『ヘンリー八世』上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災の後に断筆。本作は、その後ロンドンを去り故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンで過ごした人生最期の3年間にスポットをあて、知られざる”人間シェイクスピア”を描きだした心揺さぶる感動作です。

本ポスタービジュアルでは、『恋に落ちたシェイクスピア』で米アカデミー賞助演女優賞に輝いたジュディ・デンチ演じる妻アンと、リディア・ウィルソン演じる長女スザンナ、キャスリン・ワイルダー演じる次女ジュディスら家族が、ケネス・ブラナー演じるシェイクスピアをあたたかく癒やすかのように寄り添う姿が描かれています。名優イアン・マッケラン演じるサウサンプトン伯爵の姿もあり、豪華なキャスティングと華麗なコスチュームが印象的です。

予告編は、断筆し故郷に戻ったシェイクスピアが約20年ぶりに帰ってくるシーンで始まります。一家の主であるシェイクスピアの久々の帰還に、妻と娘たちは戸惑いを隠せず、「この世のすべてを知り尽くす」と言われた偉大なる作家であるシェイクスピアと家族との溝を思わせます。幼くして亡くなった愛する息子ハムネットのために庭を造ると言うシェイクスピアに、家族たちは長年秘めていた思いを打ち明けます──。

監督・主演を務めるのは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、舞台はもちろん、『ヘンリー五世』(89年)、『から騒ぎ』(93年)、『ハムレット』(96年)など監督・主演として映画でもシェイクスピア作品と深く関わってきたケネス・ブラナー。本作は、「才能に溢れたシェイクスピアは、なぜ49歳の若さで引退したのか?」というブラナーの抱いた疑問から生まれました。また、『ある公爵夫人の生涯』(08年)で米アカデミー賞を獲得したマイケル・オコナーが衣装を手掛け、『ハムレット』、『いつか晴れた日に』(95年)で米アカデミー賞候補となったパトリック・ドイルが音楽を担当するなど、キャスト・スタッフともに名だたる才能が集結し、「シェイクスピアの晩年を描く初めての映画」というケネス・ブラナーの“悲願のプロジェクト”を完成させました。

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『シェイクスピアの庭』(原題:All Is True)

1613年6月29日、「ヘンリー八世」上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災。その後断筆したウィリアム・シェイクスピアは、故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンの家族のもとへ戻った。20余年のあいだほとんど会うことのなかった主人の帰還に、8歳年上の妻アンと娘たちは戸惑いを隠せない。そんななかシェイクスピアは、17年前に幼くして亡くなった最愛の息子ハムネットを悼む庭を造ることを思い立つ。「この世のすべてを知り尽くす」と言われるシェイクスピアでさえ想像の及ばない、家族それぞれの思いとは──。

監督/ケネス・ブラナー
脚本/ベン・エルトン
出演/ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、イアン・マッケラン、キャスリン・ワイルダー、リディア・ウィルソン
2018年/イギリス/英語/101分/シネスコ

日本公開/2020年3月6日(金)、Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開
配給/ハーク
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