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2019.12.10 0:00

シアーシャ・ローナン&ティモシー・シャラメ『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』2020年3月日本公開決定!

  • Fan's Voice Staff

19世紀を代表する女性作家、ルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説「若草物語」を、グレタ・ガーウィグ監督が斬新にみずみずしく、モダンに生まれ変わらせた『Little Women』が、邦題を『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』として、2020年3月より日本公開されることが決定しました。

南北戦争時代を舞台に力強く生きるマーチ家の四人姉妹の絆と成長をハートフルに描いた「若草物語」はこれまでに幾度となく映画化され、現代に生きる私たちに多くの勇気とインスピレーションを与え続けてきました。マーチ家の四姉妹──美しくてしっかりものの長女メグ、活発で信念をまげない作家志望の次女ジョー、内気で繊細なピアニストの三女ベス、人懐っこいが頑固な末っ子エイミー──あまりにも有名な四姉妹の物語の中で、本作はジョーにフォーカスをあてます。

女性がアーティスト=表現者として成功をつかむことが難しかった時代に、作家になる夢を持ち続ける一途でまっすぐな女性ジョー(シアーシャ・ローナン)。性別によって決められてしまう人生を乗り越えようと、想いを寄せる幼馴染のローリー(ティモシー・シャラメ)からのプロポーズにも応じずひたすら夢を追い続けますが──。

女性にとっての結婚、仕事、人生の選択肢、そして「自分らしさとは何なのか?」という、現代を生きるわたしたちの中にもある普遍的なテーマを瑞々しくとらえる物語は、ジョーの視点で、しかも幼少期からではなく成長し大人になった姿から構成。「誰も愛さない。作家として生きる」──自分が信じた道を進むために、立ちはだかる障害や心の葛藤をエモーショナルかつ大胆で繊細に描かれます。

旬な若手からアカデミー賞常連の名優まで、豪華スタッフ×キャストが集結したことも話題の本作。主人公ジョー役を演じるシアーシャ・ローナンは、25歳という若さで既にアカデミー賞の常連と呼ばれる天才女優。ジョーのソウルメイトであり彼女に愛を告白するローリー役のティモシー・シャラメは、『君の名前で僕を呼んで』で世界中から注目と賞賛を集め、今もっとも注目されるイケメン実力派。『レディ・バード』でアカデミー賞〈監督賞〉をはじめ5部門にノミネートされ、その類まれなる表現力で映画界に新風を巻き起こしたグレタ・ガーウィグ監督と、2人の出演キャストが再結集した点にも注目です。

さらに長女のメグ役は『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、三女のベス役はHBOのTVドラマ『シャープ・オブジェクツ』のエリザ・スカンレン、そして常に自問する頑固で有名な、家族の末っ子エイミー役を期待の新星フローレンス・ピュー(『ブラック・ウィドウ』)が演じているほか、ベテランのローラ・ダーンがマーチ家の愛されてやまない愛情豊かな尊き母親を好演。さらにアカデミー賞の常連、名女優のメリル・ストリープが四姉妹の裕福なマーチ叔母役で、ジョーの人生に大きな影響を与える人物として登場します。

音楽には『グランド・ブダペスト・ホテル』『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を受賞したアレクサンドル・デスプラ、衣装デザインは『アンナ・カレーニナ』でアカデミー賞受賞したジャクリーン・デュラン。撮影はオリヴィエ・アサイヤスやルカ・グァダニーノら名だたる鬼才監督と仕事をしてきたヨリック・ル・ソーが務めます。

12月9日(月)に発表された第77回ゴールデングローブ賞ノミネーションでは、主演女優賞にシアーシャ・ローナン、作曲賞にアレクサンドル・デスプラがノミネートされ、今後の賞レースでも注目の一作です。

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『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(原題:Little Women)

19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかってばかりの次女ジョー(シアーシャ・ローナン)は、小説家を目指し、執筆に励む日々。自分とは正反対の控えめで美しい姉メグ(エマ・ワトソン)が大好きで、病弱な妹ベス(エリザ・スカレン)を我が子のように溺愛するが、オシャレにしか興味がない美人の妹エイミー(フローレンス・ピュー)とはケンカが絶えない。この個性豊かな姉妹の中で、ジョーは小説家としての成功を夢見ている。ある日ジョーは、資産家のローレンス家の一人息子であるローリー(ティモシー・シャラメ)にダンスパーティーで出会う。ローリーの飾らない性格に、徐々に心惹かれていくジョー。しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に入ることで小説家になる夢が消えてしまうと信じるジョーは、「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な人と出会う」とローリーに告げる。自分の選択でありながらも、心に一抹の寂しさを抱えながらジョーは小説家として自立するため、ニューヨークに渡る──。

監督・脚本/グレタ・ガーウィグ
原作/ルイーザ・メイ・オルコット
出演/シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
全米公開/2019年12月25日

日本公開/2020年6月12日(金)全国順次ロードショー
配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント