『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』マーゴット・ロビー演じるシャロン・テートの本編シーン映像＆新画像が公開
- Fan's Voice Staff
クエンティン・タランティーノ監督の長編第9作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』より、マーゴット・ロビー演じるシャロン・テートの本編シーン映像と新画像が到着しました。
シャロン・テートは、1960年代にテレビの小シリーズに出演し、その後、映画『吸血鬼』（67年）で共演したことが縁で、1968年に映画監督のロマン・ポランスキーと結婚。その翌年、1969年8月9日に、狂信的カルト指導者チャールズ・マンソンの信奉者たちによって、妊娠8か月の身重の身で、たまたま自宅に訪れていた友人とともにロサンゼルスの自宅で殺害されました。26歳のテートは、当時、妊娠8ヶ月でした。
本日2019年8月9日（金）、全米を震撼させたこの凄惨な事件から50年を迎えます。
映像は、シャロン・テート（マーゴット・ロビー）が映画館に現れ、自身が出演した映画のチケットを買うシーンです。
自身が出演した『サイレンサー 第４弾 破壊部隊』（68年）を鑑賞しに映画館を訪れたシャロンは、チケットを購入しようと窓口の女性に話しかけます。「もし私が映画にでていたら？」と、茶目っ気たっぷりに問いかけます。そして嬉しそうに「映画に出ているの。シャロン・テートよ」と説明し、中へ迎え入れられます。
ちなみにテートは、『サイレンサー 第４弾 破壊部隊』でのアクションシーンを撮影する際、あのカンフー・スターで当時ハリウッドで働いていたブルース・リーから指導を受けたそう。
シャロン・テート（右）（『サイレンサー 第４弾 破壊部隊』より）
若き新進女優だったシャロン・テートを殺害し、ハリウッドのみならず全米を震え上がらせる事件を引き起こしたのは、チャールズ・マンソンと、“マンソン・ファミリー”と呼ばれるファミリーたち。マンソンは自らをキリストの復活、悪魔とも称してヒッピー・コミューンを形成し、音楽、セックスやドラッグで社会からドロップアウトした若者たちを意のままに操りました。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、そんな“シャロン・テート殺人事件”が起こった1969年が舞台です。ディカプリオが演じる落ち目の俳優リック・ダルトンと、リックのスタントマンを担当するクリフ・ブースの友情関係を通して見えてくる、TVに押されて過渡期を迎えるハリウッドの光と影が映し出されます。当時、少年だったタランティーノがあこがれの眼差しで見つめていたグラマラスなハリウッドへのラブレターです。
日本公開に先駆け、7月26日（金）に全米で公開された本作は、4,035万ドルの大ヒットオープニングを記録。タランティーノ作品では過去最高のオープニング成績となっていた2009年8月21日公開の『イングロリアス・バスターズ』の3,807万ドルを更新しました。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はこの夏公開されるスタジオ作品の中で唯一のオリジナル脚本作品であり、シリーズ大作やリメイクが主流の現在のハリウッドに対して、監督、脚本、製作を一手にこなすフィルムメイカーのタランティーノが一矢を報いる形となりました。
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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』（原題：Once Upon a Time in Hollywood）
リック・ダルトン（レオナルド・ディカプリオ）は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身の道を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース（ブラッド・ピット）は彼に雇われている付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変化するハリウッドで生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。固い絆で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣に、ヒット作を送り出し、ハリウッドも注目するポーランド人監督ロマン・ポランスキーと新進の女優シャロン・テート（マーゴット・ロビー）夫妻が越してくる。今まさに最高の輝きを放つ二人。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが──。
監督・脚本／クエンティン・タランティーノ
キャスト／レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、エミール・ハーシュ、マーガレット・クアリー、ティモシー・オリファント、ジュリア・バターズ、オースティン・バトラー、ダコタ・ファニング、ブルース・ダーン、マイク・モー、ルーク・ペリー、ダミアン・ルイス、アル・パチーノ
日本公開／2019年8月30日（金）全国ロードショー
配給／ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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発売・販売元：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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