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2019.07.26 16:41

塚本晋也監督が第76回ベネチア国際映画祭コンペ部門の審査員に決定!

  • Fan's Voice Staff

第76回ヴェネチア国際映画祭(イタリア現地時間8月28日〜9月7日)コンペティション部門の審査員に、塚本晋也監督が決定しました。

塚本監督は昨年の第75回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に『斬、』を出品。ヴェネチア国際映画祭との縁は深く、過去には『六月の蛇』(02年)ではコントロコレンテ部門(のちのオリゾンティ部門)で審査員特別大賞、『KOTOKO』(11年)はオリゾンティ部門で最高賞のオリゾンティ賞を受賞。コンペティション部門へは『鉄男THE BULLET MAN』(09年)、『野火』(14年)、『斬、』(18年)と3度の出品を果たしています。

ヴェネチアで審査員をつとめるのは1997年のコンペティション部門、2005年のオリゾンティ部門に次いで3度目。今年の審査員長にはアルゼンチンのルクレシア・マルテル監督が就任し、現地時間8月28日に開幕します。

ローマ国際映画祭グランプリを受賞した『鉄男』(89年)での鮮烈な劇場映画デビューから、30周年を迎えた塚本監督。今年に入り、ドイツで開催された「第19回ニッポン・コネクション」でニッポン名誉賞を受賞、現在ニューヨークで開催中の北米最大の日本映画祭「第13回JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ!」では第8回カット・アバブ賞を受賞と、これまでの功績を称え贈られる賞を続けて受賞しています。2015年の初公開より毎年終戦記念日を中心にアンコール上映を重ねる『野火』は5年目を迎え、今夏も30館以上の劇場にて上映が決定しているほか、『鉄男』生誕30周年企画シリーズ特集上映が全国順次公開中。

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© Lorenzo Mattotti per La Biennale di Venezia

第76回ヴェネチア国際映画祭

会期/2019年8月28日(水)〜9月7日(土)
開催地/イタリア・ヴェネチア
フェスティバル・ディレクター/アルベルト・バルベーラ
© La Biennale di Venezia – Foto ASAC.