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2019.07.11 17:00

マッツ・ミケルセン9月に来日決定!主演作『Arctic』、邦題『残された者-北の極地-』として11月8日公開!

  • Fan's Voice Staff

“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演作『Arctic』が、邦題を『残された者-北の極地-』として11月8日(金)に全国公開されることが決定しました。

飛行機が墜落し北極で窮地に立たされた男のサバイバルを描く本作。極寒の白い荒野にたった一人取り残された男を囲むのは、寒さ、飢え、そして肉食獣。やがて、その孤独が終焉をむかえたとき、男は待つことをやめ、とどまることを捨てます──。極限状態の中、自らの心の奥底に何を見るのか?無駄なく研ぎ澄まされた映像美とともに描かれる、ひとりの男の「生」への闘い。リアルな極限と本物の感動が観る者の心を強烈に揺さぶる、迫真のサバイバル・ドラマです。

平均気温マイナス30℃、刻々と変わりゆく天気の中で行われた撮影は、マッツに“これまで経験した中で最も過酷な撮影だった”と言わしめるほど。説明的な台詞、映像表現を一切削除することで、観客は自らがそこにいたらどうするかなどを考えながら観ることが出来る、体感型映画にもなっています。

2018年5月に開催された第71回カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に選出され、ミッドナイト・スクリーニングにてワールドプレミアされた本作は、『キャスト・アウェイ』(00年)や『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』(13年)、『ゼロ・グラビティ』(13年)、『オデッセイ』(15年)など、孤立無援の傑作サバイバル映画群と引けをとらず、最も優れたサバイバル映画の1つと絶賛されました。

監督はブラジル出身のジョー・ペナ。製作総指揮に『ハンニバル』(13〜15年)のマーサ・デ・ラウレンティスが参加し、『グレイテスト・ショーマン』などを手掛けるジョセフ・トラパニーズが音楽を、そして『ゲーム・オブ・スローンズ』のクルーら強力な制作陣が、リアリティを徹底的に追及。『ハンニバル』や『ドクター・ストレンジ』(16年)、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16年)で知られるマッツ・ミケルセンが、台詞で多く語らず自然の過酷さと生命の素晴らしさを、キャリア史上最高の演技で魅せます。

さらに9月にはマッツ・ミケルセンの約2年ぶりとなる来日が決定!9月14日、15日に開催される「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション」などに参加する予定とのこと。

「東京コミコン 2017」に参加したマッツ・ミケルセン

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『残された者-北の極地-』(原題:Arctic)

飛行機事故で機体を北極地帯に不時着したパイロット、オボァガードは、壊れた飛行機をその場しのぎのシェルターに留まりながら、白銀に包まれた荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すという自ら定めた日々のルーティーンをこなしながら、救助を待っていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターは強風のために墜落し、女性パイロットは大怪我を負ってしまう。目の前の確実な「生」を獲得してきた男は、瀕死の女を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。危険は承知。しかし、行動しなければ女に未来はなく、自身にも明日は来ないかもしれない。現状の安住を捨て、勇気ある一歩を踏み出すが…。

監督・脚本/ジョー・ペナ
共同脚本/ライアン・モリソン
製作/クリストファー・ルモール、ティム・ザジャロフ、ノア・C・ホイスナー 
音楽/ジョセフ・トラパニーズ
撮影/トーマス・エーン・トマソン
出演/マッツ・ミケルセン、マリア・テルマ・サルマドッティ
2018年/アイスランド/英語/カラー/シネスコ/5.1ch/97分/DCP/G/日本語字幕:チオキ真里

日本公開/2019年11月8日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
配給/キノフィルムズ/木下グループ
公式サイト
© 2018 Arctic The Movie, LLC.