News

2019.07.04 17:00

『ブレス あの波の向こうへ』エリザベス・デビッキが少年を誘惑する本編シーン&インタビュー映像

  • Fan's Voice Staff

サーフィンを通して成長していく少年たちの姿を描いた青春映画『ブレス あの波の向こうへ』より、女優エリザベス・デビッキが主人公の少年を危ない関係へ誘惑する本編シーンと、インタビュー映像が到着しました。

初めてサーフィンの楽しさを知り、まるで世界が広くなったような感覚になった少年たちに生まれる、少年期特有の仲間意識やライバル心や息苦しいほど愚直に“生きる事”への葛藤を描いた本作。

その中で異様なまでの存在感を放つのは、今注目の超絶美形女優エリザベス・デビッキ。本作では、70年代のオーストラリアの田舎を舞台に、当時の女性ミュージシャンをイメージし、腰まで伸びるウェーブがかった輝かしい金髪姿を披露。Tシャツにジーンズいうラフな格好ながらも、長い手足に透き通るほどの白い肌が目を引く、うつろげな表情が魅惑的な人妻イーヴァを演じました。

本編シーン映像は、イーヴァが雨に濡れた少年パイクレットを家に引き入れ、服を脱がすところから始まります。部屋中に鳴り響くのは、フリートウッド・マックの「ザ・チェイン」。そのリズミカルな音と、少年の胸の高鳴りが重なり、新たなる刺激的な道へ踏み入れていく緊張感が、より一層際立っています。

イーヴァの「大きな苦悩と不満を抱え、もがく姿は、自身の経験にも通じる点が多くあった」と振り返るデビッキ。夫がいる身でありながら、まだ幼さの残る少年との関係を持つことについては、「女性解放運動が盛んになった当時の時代背景を、彼女も強く体現している。独自の生き方を貫く、ルールに縛られない反逆児」と語っています。

エリザベス・デビッキは、そのルックスと身長190センチという並外れたスタイルで、2012年にVOGUE Australiaで表紙モデルに抜擢。女優としては『華麗なるギャツビー』(13年)でハリウッドデビューを果たし、オーストラリア映画協会賞助演女優賞を受賞するなど演技力が評価され、『コードネームU.N.C.L.E.』(15年)や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(17年)などに相次いで出演。先日発表されたクリストファー・ノーラン監督の最新作『Tenet(原題)』に、ロバート・パティンソンらと共に出演が発表されたばかり。

==

『ブレス あの波の向こうへ』(原題:Breath)

オーストラリア西南部の小さな街。内向的な少年パイクレットは、好奇心旺盛な友人ルーニーの無鉄砲な行動に影響を受けながら、彼の後を追うように日々過ごしていた。ある日彼らは、不思議な魅力を持つ男性サンドーと出会い、サーフィンを教えてもらうことになる。暇を見つけてはサンドーと妻イーヴァが暮らす家に通い出す2人。彼らにとって、大人の女性イーヴァの謎めいた存在感も刺激となっていた。サンドーはいつしか彼らを命をも脅かす危険な波へと挑ませ、恐いもの知らずのルーニーはスリルを楽しむように果敢に挑戦するがパイクレットは…。

原作/「ブレス」ティム・ウィントン(佐和田敬司訳/現代企画室刊)
監督/サイモン・ベイカー
脚本/ジェラルド・リー、サイモン・ベイカー、ティム・ウィントン
音楽/ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影/マーデン・ディーン
出演/サイモン・ベイカー、エリザベス・デビッキ、サムソン・コールター、ベン・スペンス、リチャード・ロクスバーグ
2017年/オーストラリア/115分/カラー/5.1ch/ビスタ/日本語字幕:小路真由子

日本公開/2019年7月27日(土)新宿シネマカリテほか全国順次公開
配給/アンプラグド
後援/オーストラリア大使館
公式サイト
© 2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd