News

2019.06.06 12:30

6月6日は恐怖の日!ホラー映画界のキーパーソン、ジェイソン・ブラムの注目作まとめ

  • Fan's Voice Staff

『ミスター・ガラス』(1月公開)、『アンフレンデッド ダークウェブ』(3月公開)、『ブラック・クランズマン』(3月公開)、『ハロウィン』(4月公開)、『パージ:エクスペリメント』(6月公開)そして、9月6日に公開を控える『アス』など、今年の日本公開作品だけでも7本を手掛ける敏腕プロデューサーのジェイソン・ブラム。『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどで、高品質かつ低予算な映画製作の新しいモデルを作りあげ、ジョーダン・ピール監督の『ゲット・アウト』(17年)では、製作費450万ドルながらも、全世界で2億ドルを超す大ヒットを飛ばしました。

そんな今をときめくフィルムメーカーによる『ハッピー・デス・デイ』は、全米公開時には『ブレードランナー2049』を押さえ、まさかの初登場1位を獲得したことで大きな話題となりましたが、6月28日(金)にいよいよ日本公開を迎えます。

本記事では、今ホラー/スリラー界の最重要人物であるジェイソン・ブラム、そしてブラム率いるブラムハウスが手掛ける今後の注目作品をまとめて紹介します。

『パージ:エクスペリメント』

© Universal Pictures

ジェイソン・ブラムと『トランスフォーマー』シリーズのヒットメーカー、マイケル・ベイの共同プロデュースによるホラー『パージ』シリーズの第4作目。1年に一晩、12時間だけ全ての犯罪が合法化される法律=「パージ法」の渦中にいる市民のサバイバルを描き、斬新な設定で人気を得たシリーズの前日章として、「パージ法」が施行される前の<実験>が、ニューヨーク・スタテン島を舞台に行われます。島が密室状態になる中、パージに勤しむ者、魔の12時間をひっそりと過ごす者。人々は12時間後に何を見るのか──。

日本公開/6月14 日(金)、TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開
配給/シンカ、パルコ

『ハッピー・デス・デイ』、『ハッピー・デス・デイ 2U』

© Universal Pictures

6月28日(金)に公開される『ハッピー・デス・デイ』は、恐怖✕ループのアイデアで全米初登場1位を獲得し、世界的大ヒットを記録しました。主人公らしからぬ“ビッチ”な女子大学生が、自分の誕生日に不気味なベビーマスクの殺人鬼に殺されては、同じ誕生日の朝に戻るというタイムループホラー。主人公ツリーが“明日”を迎えるために奮闘する姿は、ホラー作品らしからぬ笑いを誘いますが、油断しているとまた恐怖が襲ってくる、新感覚ホラーとなっています。7月12日(金)には、コメディ要素も増して、恐怖とともに帰ってくる続編『ハッピー・デス・デイ 2U』も公開。

日本公開/6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
続編『ハッピー・デス・デイ 2U』7月12日(金)連続公開
配給/東宝東和

『アス』

©2018 Universal Studios All Rights Reserved.

アカデミー脚本賞を獲得し大ヒットを記録した『ゲット・アウト』(17年)のジョーダン・ピール監督による最新作。ルピタ・ニョンゴ演じるアデレードとその家族が夏休みに過ごすためやってきたカリフォルニア・サンタクルーズのサマーハウスに、自分たちとそっくりな“わたしたち”が現れ、家族に襲いかかります。“わたしたち”とは何者なのか?最大の恐怖に襲われるサプライズ・スリラー。アメリカでは3月22日に公開され、初登場1位を獲得、オリジナルホラー作品&オリジナルR指定作品のオープニングでは歴代1位を更新。米映画批評サイト“ロッテン・トマト”では94%フレッシュを記録。9月6日(金)公開。

日本公開/9月6日(金)TOHOシネマズ 日比谷他、全国ロードショー!
配給/東宝東和

『Ma』(原題)

© 2019 Universal Studios All Rights Reserved.

5月31日の全米公開を皮切りに、全世界で封切られた最新作。『ドリーム』(16年)、『シェイプ・オブ・ウォーター』(17年)に出演、『ヘルプ~こころがつなぐストーリー』でアカデミー助演女優賞にも輝いた名女優オクタヴィア・スペンサーが、“親切すぎる”サイコ女を演じています。偶然、彼女と知り合いになったパーティー好きなティーンエージャーたちは、彼女の至れり尽くせりな振る舞いにテンションMAXオールナイトでしたが、やがて狂気に満ちた“友情”によって、恐怖に突き落とされます──。