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2019.02.18 16:00

フォン・シャオガン監督『芳華-Youth-』日本版予告編&場面写真が解禁

  • Fan's Voice Staff

文革、毛沢東の死、中越戦争など時代や国を揺るがす事件が立て続けに発生した、70年代の中国。時代の波に翻弄されながらも真っ直ぐに逞しく生きていく若者たちの美しく切ない青春の日々を描き出した『芳華-Youth-』の日本版予告映像と場面写真が解禁されました。

1976年、軍で歌や踊りを披露し兵士たちを慰労し鼓舞する歌劇団・文工団に、夢と希望を持った17歳のシャオピン(ミャオ・ミャオ)が入団。なかなか周囲となじめずにいる彼女の唯一の支えは、模範兵のリウ・フォン(ホアン・シュエン)だった。だが、程なくしてリウ・フォンには秘密の想い人がいることがわかる。報われない初恋、秘めた想い、嫉妬、悲しみと喜び、そして、交錯する若者たちのまっすぐで様々な想い。しかし、時代が大きく変化していく中、ある事件をきっかけに、二人の運命は非情な岐路を迎える──。

本国中国では、公開から1ヶ月で約230億円突破の大ヒットを記録した本作。「シュウシュウの季節」「妻への家路」で知られるゲリン・ヤンの原作をもとに、『戦場のレクイエム』(07年)、『唐山大地震』(10年)で知られるフォン・シャオガンが監督を務めました。

シャオガン監督は20代の頃に実際に文工団に所属し、「いつか文工団をテーマにした作品を撮り続けたいと願い続け、初監督から数十年が経ち、ようやくその願いが叶った」と言い、「文工団での生活は何年経っても忘れることはなく、多くのことを記憶から忘れ去っても、この時代のことは私の心に永遠に刻み込まれています。過去の困難な日々を思い出しながら、それは色鮮やかな経験として蘇る。年月を経て、映画監督として60歳を迎えた時、この作品を撮りたいと思いました」と、本作への想いを語ります。

何十年にもわたる二人の関係を軸に、文工団の若者たちの初恋と交錯する切ない想いが、心に沁みる美しい音楽に彩られた青春ラブストーリー『芳華-Youth-』は、4月12日(金)公開。バレエと中国の伝統舞踊が融合した 美しい舞踏のシーンも必見です。

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『芳華-Youth-』(英題:Youth)

監督・製作/フォン・シャオガン(馮小剛)
脚本・原作/ゲリン・ヤン(厳歌苓)
製作/ワン・チョンジュン(王中軍)&ワン・チョンレイ(王中磊)
音楽/チャオ・リン
撮影/パン・ルオ(羅攀)
編集/チャン・チー(張琪)
出演/ホアン・シュエン(黄軒)、ミャオ・ミャオ(苗苗)、チョン・チューシー(鐘楚曦)、ヤン・ツァイユー(楊采鈺)
原題:芳華/中国/北京語/2017年/ドルビー/シネスコ/135分/字幕:樋口裕子/PG-12

日本公開/2019年4月12日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国公開
配給/アット エンタテインメント
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