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2018.12.24 8:00

誰が為に戦う?『クリード 炎の宿敵』特別映像でシルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダンらが登場人物の心情を語る

  • Fan's Voice Staff

『クリード チャンプを継ぐ男』の待望の続編『クリード 炎の宿敵』の公開に先駆け、シルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダンらが登場人物の心情を語る特別映像が解禁されました。

この特別映像は「Who’s In Your Corner」=「誰が為に戦う」と題され、本作のテーマの一つである”家族”を描く見応えのあるドラマを紹介しています。

予告編で「リングでは一人ではない」と独白する言葉が象徴するように、映像はアドニスから恋人ビアンカへのプロポーズのシーンから始まります。マイケル・B・ジョーダンはビアンカとアドニスの関係の進展を「アドニス自身とボクサーとしての進化にとって大切なものだ」と述べ、ビアンカ役のテッサ・トンプソンは「この映画に中心的テーマがあるなら、それは家族だと思う」と寄せます。

“家族”を描くドラマが感動を誘う本作は、アドニスだけではなく、彼の宿敵として登場するイワン・ドラゴとその息子ヴィクターのドラマも濃密に描かれます。33年ぶりにドラゴを演じたドルフ・ラングレンは、「痛みを抱え、世界に対する怒りに満ちている。33年前ロッキー・バルボアに敗れたからだ」とドラゴの心境を解説。『ロッキー4/炎の友情』でロッキーに敗北を期した際の映像に、「お前のせいで何もかも失った」と憎しみを込めてロッキーに告げる本編シーンが重なります。「だからドラゴは何としても勝ちたい。そのためには息子を利用するしかない」と続けるラングレンのコメントに、息子ヴィクターの試合を見守る父の姿が映し出されます。“殺人マシーン”ドラゴの血を継ぐ強烈なパンチで対戦相手をダウンさせるヴィクターを演じたフロリアン・ムンテアヌは、息子が戦う理由を「ヴィクターは父親から愛と尊敬を得たいだけなんだ」と分析。

一方のアドニスが戦う理由について、「いつも何かを証明したいと思っている」と語るジョーダン。ドラゴ親子の挑戦を受けると決意したアドニスの耳に、「やつには失うものがない。失うものがないボクサーは危険だ!」というロッキーの忠告も届きません。スタローンは、「ロッキーにはアドニスしかいない。彼は歴史が繰り返すことを恐れている」と語り、『ロッキー4/炎の友情』でアポロを失った悲しみを二度と体験したくないロッキーの心情を代弁します。

無謀な戦いを止めようとするロッキーと、がむしゃらにリングに向かおうとするアドニスを見守る家族。地位も名誉もすべてを奪ったロッキーへの復讐に燃えるイワンと、父のためにアドニスに勝つことだけを願う息子のヴィクター。クライマックスとなる戦いに向けて、マイケル・B・ジョーダンは、「アドニスにとって家族は大事だ。ビアンカも同じ気持ちだ。ロッキーも、アドニスの母親も。全員でドラゴと戦う」と語ります。

家族を背負ってリングに上る2人の宿命の対決の行方は一体どうなるのか。『クリード 炎の宿敵』は2019年1月11日(金)全国ロードショー。

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『クリード 炎の宿敵』(原題:Creed II)

ロッキーの指導の下、世界チャンピオンに上り詰めたアドニスのもとに、かつて父アポロをリングで殺したイワン・ドラゴの息子ヴィクターとの対戦話が舞い込む。父に復讐を誓ったアドニスは、ロッキーの反対を押し切り因縁の一戦に臨むことにする。試合はヴィクターの反則行為により勝利したものの、納得のいく勝利を飾れなかったアドニスは、心身ともに調子を崩してしまう。同時に、婚約者のビアンカの出産も控え、父親になることへの不安も抱えていた。アドニスの母親から頼まれたロッキーは、父親がいない環境で育ったアドニスに父親という存在の大切さをアドバイスする。父親となったアドニスはしばらく一線から遠のいていたが、「ボクシングが自分そのものだ」と気づき、ついにヴィクターとの再戦を決意する。父の復讐のため、師匠ロッキーのため、愛する家族のため、そして、<偉大な父>を超えるため――。 アドニスがリングに上がる本当の意味に気づいた時、リングの先で見つけた人生の<答え>とは──。

出演/シルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン
監督/スティーブン・ケープル・Jr.
全米公開/2018年11月21日

日本公開/2019年1月11日(金)全国ロードショー
配給/ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
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