米AFIが今年の映画トップ10を発表!『ROMA/ローマ』には特別賞
- Fan's Voice Staff
アメリカン・フィルム・インスティテュート(AFI)は、2018年の映画トップ10作品を発表しました。
AFIは、映画プロデューサーや監督、撮影監督、脚本家などの映像制作者を育成するための世界的に有名な教育機関。近年、米国メジャー作品、インディー作品の中から文化的重要度の高い映画のベスト10を発表しています。
スパイク・リー、ロブ・マーシャルなど米国を代表する大物監督から、ライアン・クーグラー、ジョン・クラシンスキー、ブラッドリー・クーパーなど、今年を代表するヒット作を送り出したフレッシュな顔ぶれが並びました。
ギリシャ出身でロンドンで撮影した『女王陛下のお気に入り』が食い込んでいるのはあっぱれです。
このベスト10に挙げられた作品は、アカデミー賞にもほとんどノミネートされるはず。メキシコで制作されたスペイン語映画で、対象外となるアルフォンソ・キュアロン監督『ROMA/ローマ』は、特別賞を受賞します。
2018年AFI賞の10作品はこちら:
『ブラック・クランズマン』スパイク・リー監督(Focus Features)
『ブラックパンサー』ライアン・クーグラー監督(ウォルト・ディズニー)
『Eighth Grade』ボー・ボーナム監督(A24)
『ビール・ストリートの恋人たち』バリー・ジェンキンス監督(Annapurna Pictures)
『女王陛下のお気に入り』ヨルゴス・ランティモス監督(FOXサーチライト・ピクチャーズ)
『First Reformed』ポール・シュレイダー監督(A24)
『グリーンブック』ピーター・ファレリー監督(ユニバーサル映画)
『メリー・ポピンズ リターンズ』ロブ・マーシャル監督(ウォルト・ディズニー)
『クワイエット・プレイス』ジョン・クラシンスキー監督(パラマウント)
『アリー/ スター誕生』ブラッドリー・クーパー監督(ワーナー・ブラザース映画)
授賞式は現地時間2019年1月4日に開催予定。