塚本晋也監督『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』ベネチア国際映画祭コンペティション部門に選出!
- Fan's Voice Staff
国際的評価を得た戦争三部作『野火』(14年)、『斬、』(18年)、『ほかげ』(23年)に続く鬼才・塚本晋也監督の最新作『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』が第83回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出され、キャラクタービジュアル4点があわせて解禁されました。

貧困や差別から抜け出すために18歳で入隊したアフリカ系アメリカ人のアレン・ネルソン。ベトナムという苛烈な戦地で学んだのはただひとつ、いかに多くの人を殺せるか。その対価として得たのは、ごくわずかな賃金とPTSD(戦争後遺症)。23歳で家を追い出され、ホームレスとなったアレンをこの世につなぎ止めたのは、退役軍人病院でカウンセリングを行っていたダニエルズ医師の存在だった──。
塚本監督は世界三大映画祭のひとつとして知られるベネチア国際映画祭の常連として知られ、監督作が選出されるのは8回目。コンペティション部門への選出は、『鉄男 THE BULLET MAN』(09年)、『野火』(14年)、『斬、』(18年)に続き4回目となります。
ベトナム戦争で”加害者”となった過去に苦しみ続ける壮年期のアレン・ネルソンを演じるのは、ブロードウェイミュージカル「レント」のオリジナルキャストであるロドニー・ヒックス。戦場で負った深い心の傷と向き合いながら、自らの人生を懸命に生きる姿を体現しています。

そんなアレンに寄り添い、彼の心の再生を支える医師ニール・ダニエルズ役は、『シャイン』や『英国王のスピーチ』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のヘクター・バルボッサ役で知られるアカデミー賞俳優のジェフリー・ラッシュ。長年にわたるカウンセリングを通して、アレンが自らの過去と向き合うきっかけを与える重要な人物を演じます。

青年期のアレン役には、本作が映画初出演となるマーク・マーフィーが大抜擢。希望を胸に軍へ入隊するものの、ベトナム戦争という過酷な現実の中で心身ともに大きく変わっていく若き日の姿を描き出します。

戦争による心の傷に苦しむアレンを献身的に支え続ける妻・リンダ役を演じるのはタチアナ・アリ。絶望の中でも夫を信じ続けるその深い愛情は、本作に温かな光をもたらしています。
以下、コメントが到着しています。
塚本晋也(監督・脚本・撮影・編集)
このとても重要な場で、アレン・ネルソンさんが命を吹き返す機会を与えてくださったことに感謝します。
世界がきな臭くなってきた今、ひとりでも多くの人にアレンさんの体験と生き様を見ていただきたいと思います。
塚本晋也
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『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』(英題:Mr. Nelson, Did You Kill People?)
監督・脚本・撮影・編集:塚本晋也
出演:ロドニー・ヒックス、ジェフリー・ラッシュ、マーク・マーフィー、リリー・フランキー、タチアナ・アリ
原作:「『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』 ベトナム帰還兵が語る『ほんとうの戦争』」(アレン・ネルソン著、講談社文庫刊)
参考文献:「戦場で心が壊れて 元海兵隊員の証言」(アレン・ネルソン著、新日本出版社刊)
製作:木下グループ
制作プロダクション:キノフィルムズ、Cross Media International、J&B Entertainment、Chanh Phuong Films
2026年/日本/英語/116分/カラー/5.1ch/Dolby Atmos/ビスタサイズ/PG12
日本公開:2026年9月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:キノフィルムズ
©Mr. Nelson, Did You Kill People? Film Partners
※塚本晋也監督の「塚」は旧字体「塚」が正式表記






