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2026.07.14 14:00

『きれっぱしの愛』深夜に雄鶏が訪ねてくる本編シーンが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第78回カンヌ国際映画祭カンヌプレミア部門で上映され、第98回アカデミー賞アイスランド代表に選出されたフリーヌル・パルマソン監督の最新作『きれっぱしの愛』の“シュールで不思議”な魅力を味わえる本編シーン映像が解禁されました。

北欧・アイスランドの田舎町。芸術家のアンナは、しっかり者の長女イダ、わんぱくでいたずら好きな双子グリムールとソルギス、そして愛犬のパンダと暮らしながら、芸術家としての道を模索していた。若くして結婚したものの、今や「もう夫婦ではなくなった」はずの元夫マグヌスは、いまだに情を断ち切れず、何かと理由をつけては家を訪ね、食卓を囲み、ピクニックにまで付き合う始末。気がつけば、まるで「まだ家族」であるかのような日常を再び送るようになるが──。

到着した映像は、ワールドプレミアとなった昨年のカンヌ国際映画祭でもひと際笑い声が沸き起こったシーン。ある出来事をきっかけに雄鶏の恨みを買ってしまったマグヌスは、深夜にやってきた巨大な雄鶏に仕返しをされてしまいます。

これはもちろんマグヌスの夢の中での出来事。本作の大部分は現実を淡々と切り取ったシーンで成り立っているものの、時折このようなファンタジー的な演出が挟まれています。

このマジックリアリズム的演出についてパルマソン監督は「現実離れをしたシーンを描くのはほとんど自然な思い付きで、計算ではありません。それは衝動に近いと思っています。巨大な雄鶏が表れることはマグヌスが抱く罪悪感からくる自然な現象だと考えています。決して『観客を驚かせよう』とか『笑わせてやろう』といった理屈で作られたものではなく、現実をより深く感じさせるための直感的な表現です。このシーンを自然に執筆していたことには自分でも驚きました」と語っています。「僕はシュールなものを撮りたいのではなく、観客に現実を十分に信じさせたうえで、直感的に生まれたイメージを紡ぎ、観客に感覚的な体験を与えたいと考えています。その点において、デヴィッド・リンチは僕のヒーローなんです」

日本では先週末から公開を迎え、ミニシアターランキングでは初登場2位を獲得。「現実と寓話の狭間で漂うような不思議な魅力を持つ作品」「頭で考えるのではなく感じる映画」「シュールで独特な世界観がクセになった」「ちょいちょい挟まれるブラックユーモアににやけた」など、唯一無二の空気感に魅了されたという声が集まっています。

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『きれっぱしの愛』(英題:The Love That Remains)

脚本・監督:フリーヌル・パルマソン
出演: サーガ・ガルザルスドッティル、スベリル・グドナソン
2025年/アイスランド、デンマーク、スウェーデン、フランス/カラー/ビスタ/5.1ch/109分/字幕翻訳:松岡葉子/G

日本公開:2026年7月3日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
配給:NOROSHI、ギャガ
公式サイト
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