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2026.05.27 10:00

毎熊克哉 × 小島梨里杏『月がみている』11月公開決定!

  • Fan's Voice Staff

映像化不可と言われた渡辺淳一の小説「シャトウ ルージュ」を映画化した『月がみている』が11月に公開されることが決定し、監督と主演情報が解禁されました。

エリート医師の原田克彦(毎熊克哉)は大企業オーナーの娘・月子(小島梨里杏)と入籍、誰もが羨む順風満帆な結婚生活を送っているはずだった。ところが月子は克彦の性的な求愛を受け止めきれず、克彦は不満を募らせていた。一計を案じた彼は、妻の留学先であるフランスでの休暇を提案。その狙いはヴァカンスによって親密になることではなく、性的なレッスンを施すとされる謎の“城”に彼女を幽閉することにあった──。

メガホンを取ったのは、本作が長編初監督作となる渡邉直子。『食堂かたつむり』『ニシノユキヒコの恋と冒険』『母さんがどんなに僕を嫌いでも』など数々の映画を手掛けてきたプロデューサーであり、原作者・渡辺淳一の娘でもあります。

メイキング写真

原作「シャトウ ルージュ」は、「失楽園」「愛の流刑地」など数々のベストセラーを世に送り出し映像化作品でも常に大きな話題を呼んできた渡辺淳一のビブリオグラフィの中でも、とりわけ議論を巻き起こし、“映像化不可”とも言われてきた一編。美しい妻から性的な拒絶を受け続ける夫が、フランスの“城”で妻に“性のレッスン”を受けさせようとするという大胆な設定で、発表当時大きな話題を呼びました。渡邉監督は、原作に込められた想いを受け継ぎながらも、女性ならではの視点を加え、物語を再構築。原作では描き切れなかった主人公・月子の視点を丁寧に織り込むことで、夫婦それぞれの感情を丁寧に描き出しました。

さらに、原作タイトルにもある“城”という象徴的なモチーフをフランスでの現地ロケによって可視化。映画の7割がフランスで撮影されており、本物の古城を使用した映像美も大きな見どころのひとつです。

主演を務めるのは、唯一無二の存在感で映画界を牽引する実力派俳優・毎熊克哉と、本作で新境地を切り開いた小島梨里杏。

以下、コメントが到着しています。

渡邉直子(監督)
原作の「シャトウルージュ」は渡辺淳一が、男性へ向けて「ちゃんと女性によりそわないと逃げてしまうと発破をかけたくて書いた」と話していました。

私は、性的なことを「いやらしい」「はしたない」と捉える閉鎖的な空気が、人を、特に女性を苦しめることがあるのではと考えていました。
性的なことは、正に我々の生の根源であり、自然で尊いことであると捉えることで、見える景色は変わっていくのではないでしょうか。
原作では語られなかった、自他を理解し、愛を与える理想郷である城を加え、人間の美しい性愛を女性スタッフを中心に作り上げました。
映画「月がみている」を通して罪悪感から解放され、性と生の豊かさを感じて頂けたら嬉しいです。

毎熊克哉(主演・克彦 役)
私が演じた克彦は外では信頼されている優秀な医師でありながら、内では妻との関係に満たされない気持ちを抱え歪ませている複雑なキャラクターで、撮影の日々を思い返すとチクりと痛む罪悪感や喪失感と柔らかい優しさが入り混じった不思議な感情になります。
本作は男女の性を描きつつ、異文化や他者との関わりの中でお互いの心身を尊重し合う大切さを問うている気がします。
現代に突き刺さる作品になっていますので、是非劇場でご覧ください。

小島梨里杏(主演・月子 役)
正直、勇気がいりました。役として「私が月子をやっていいものか」と不安や葛藤もありましたが、それ以上に監督の想いに深い共感があり、気づいたら素敵な皆さまと手を取り合っておりました。特にフランスでの撮影は、もう二度と同じ形では出逢えないような日々の連続でした。
この作品と向き合う中で、本当の意味で自分を愛することも教えてもらい、今も静かな温もりが胸に残っています。
この豊かな愛に満ちた世界が、多くの方を優しく包み込めますように。私自身、公開が楽しみです。

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『月がみている』

出演:毎熊克哉、小島梨里杏
原作:渡辺淳一「シャトウ ルージュ」(文藝春秋刊)
改訂原案:渡邉直子
脚本:相内美生
脚本監修:中園ミホ 
監督:渡邉直子

日本公開:2026年11月TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:キノフィルムズ 
公式サイト
©︎2026「月がみている」製作委員会