News

2025.12.26 10:00

『センチメンタル・バリュー』日本版本予告が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第78回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『センチメンタル・バリュー』の日本版本予告と、日本の観客に向けたヨアキム・トリアー監督のメッセージ映像が解禁されました。

オスロで俳優として活躍するノーラ(レナーテ・レインスヴェ)と、家庭を選び息子と穏やかに暮らす妹アグネス(インガ・イブスドッテル・リッレオース)。そこへ幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴ(ステラン・スカルスガルド)が現れる。自身15年ぶりの復帰作となる新作映画の主演を娘に依頼するためだった。怒りと失望をいまだ抱えるノーラは、その申し出をきっぱりと拒絶。ほどなくして、代役にはアメリカの人気若手スター、レイチェル(エル・ファニング)が抜擢。さらに、撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知ったノーラの心に、再び抑えきれない感情が芽生えていく──。

監督は、第94回アカデミー賞で脚本賞・国際長編映画賞の2部門にノミネートされ、日本でも大ヒットを記録した『わたしは最悪。』のヨアキム・トリアー。到着した映像では、「こんにちは」と日本語の挨拶から始まり、「『センチメンタル・バリュー』が日本公開されるとのこと、とても嬉しいです。是非、劇場で観ていただきたいです。深い家族の物語なのですが、大きいスクリーンで観ていただくのが一番だと思います。どうぞ、ご覧ください」とメッセージを寄せています。

第78回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門に選出され、本映画祭最長の19分間におよぶ圧巻のスタンディングオベーションで会場を沸かせ、堂々のグランプリ受賞。本年度アカデミー賞ノルウェー代表作品に選出されているほか、本賞各部門でもフロントランナーとの呼び声も高い話題作です。

現在北米ではNEON配給にて大ヒットを記録しており、LA現地時間1月11日に授賞式が控える第83回ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、監督賞、脚本賞、非英語作品賞に加え、主演女優賞(レナーテ・レインスヴェ)、助演男優賞(ステラン・スカルスガルド)、助演女優賞(インガ・イブスドッテル・リッレオース、エル・ファニング)とメインキャスト全員がノミネートされ、主要7部門8ノミネートを獲得しています。

==

『センチメンタル・バリュー』(英題:Sentimental Value)

監督:ヨアキム・トリアー
脚本:ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト
出演:レナーテ・レインスヴェ、ステラン・スカルスガルド、インガ・イブスドッテル・リッレオース、エル・ファニング
2025年/ノルウェー/カラー/ビスタ/5.1ch/133分/字幕翻訳:吉川美奈子/G

日本公開:2026年2月20日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:NOROSHI ギャガ
公式サイト
© 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE