ヨルゴス・ランティモス監督『ブゴニア』新場面写真5点が解禁!
- Fan's Voice Staff
ヨルゴス・ランティモス監督が『ミッドサマー』のアリ・アスターと『パラサイト 半地下の家族』製作陣をプロデューサーに迎え生み出した前代未聞の誘拐サスペンス『ブゴニア』の新場面写真5点が解禁されました。

人気絶頂のカリスマ経営者として脚光を浴びるミシェル(エマ・ストーン)が、何者かによって誘拐された。犯人は、ミシェルがCEOを務める会社の末端社員テディ(ジェシー・プレモンス)と、彼の従弟のドン(エイダン・デルビス)。陰謀論に心酔する2人は、ミシェルが地球を侵略しにきた宇宙人だと信じ込み、彼女に今すぐ地球から手を引くよう要求。彼らの馬鹿げた要望を一蹴するミシェルだが、事態は思わぬ方向へと加速し、荒唐無稽かに思えた誘拐劇は誰も予想しえなかった衝撃の終末へと突き進んでいくことに──。

到着した場面写真では、ミシェルが製薬会社を経営し業界を牽引するトップリーダーとして一流経済誌の表紙も飾る姿や、突如覆面の男2人に襲われるまさに誘拐の瞬間を押さえたカット、さらに、そんな彼女を宇宙人だと信じ込むテディとドンの姿が捉えられています。
主演に加え製作も務めるエマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督は、『女王陛下のお気に入り』(18年)、短編映画『Bleat』(22年)、『哀れなるものたち』(23年)、『憐れみの3章』(24年)に続き、本作で5度目のタッグ。これまで築き上げてきた信頼関係から、ランティモス監督はミシェルというキャラクターの解釈をほとんどストーンに委ねたといいます。

ミシェルについて、ストーンは「CEOの地位にいて、全てを仕切っていることがミシェルにとっては一番自然なこと。彼女は、テディとドンに誘拐されて監禁されるという狂気的な状況の中でも、すぐに全てを仕切ろうとする」と分析。ランティモス監督は、「ミシェルは、自分が置かれた状況から何とか抜け出そうとするが、なかなかうまくいかない。だからウソと真実を混ぜていく。でも、何が真実なのか、実は誰にも分からない。真実と偽りの間、そして本当の自分の姿と演じている自分の間を行き来するのはとても複雑で繊細なバランスを要する。エマは、そのバランスを巧妙にとっていく。非常に繊細で複雑な演技をするんだ」と話しています。
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『ブゴニア』(原題:Bugonia)
監督:ヨルゴス・ランティモス
製作:ヨルゴス・ランティモス、エマ・ストーン、アリ・アスター、ミッキー・リー、ジェリー・ギョンボム・コー
脚本:ウィル・トレイシー
出演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、エイダン・デルビス
2025年/アイルランド・イギリス・カナダ・韓国・アメリカ/カラー/ビスタサイズ/118分/字幕翻訳:松浦美奈/PG12
日本公開:2026年2月13日(金)公開
配給:ギャガ ユニバーサル映画
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