実写版『ルックバック』超特報＆是枝裕和監督コメント動画が解禁！

Fan's Voice Staff

是枝裕和が監督・脚本・編集を務める実写映画『ルックバック』の超特報映像と、7月の撮影時に収録された是枝監督のコメント動画が解禁されました。

本編映像初解禁となる超特報は漫画を描く手元と音からスタート。音楽にのせ、藤野の背中、どてら姿の京本の背中、漫画を描く二人などが移り変わる季節とともに描かれ、原作の名場面が思い起こされるシーンも垣間見えます。

是枝監督のコメントは7月の撮影時に、秋田県にかほ市で収録されたもので、原作漫画『ルックバック』への思いなどが語られる約2分の映像となっています。

両映像は12月21日（日）のジャンプフェスタ2026の会場で発表されたもの。超特報は12月26日（金）より全国の劇場（一部を除く）にて上映されるほか、先日発表となった2点のビジュアルを使用したチラシ、ポスターも同日より掲出されます。

今回、是枝監督の希望で、全編フィルムでの撮影を敢行。映画では初タッグとなるカメラマン・上野千蔵とともに、美しい四季とあわせて藤野と京本の姿を丁寧にフィルムに焼き付けていきました。撮影は2025年2月〜4月、5月で冬・春編、7月に夏編、11月に秋編と長期にわたって行われました。

音楽はドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』、アニメ『怪獣８号』などの映像作品や米津玄師、宇多田ヒカルらの楽曲を手がける音楽家・坂東祐大が担当し、今回の超特報の音楽も制作しています。坂東は是枝監督の演出するCMに音楽で参加したことはあるものの、映画では初めてとなります。

原作は、「チェンソーマン」や「ファイアパンチ」などの代表作を持つ漫画家・藤本タツキによる漫画「ルックバック」。2021年に少年ジャンプ＋で公開されると当時に、著名なクリエイター陣をはじめとした数多くの漫画ファンの間で話題を呼び、初日で閲覧数250万以上を記録。日本のみならず、37の国と地域で出版をされるなど世界に広がっています。2024年には劇場アニメ化され興行収入20.4億円の大ヒット。海外でも33の国と地域で上映されるなど、国内外からの注目を集めました。

以下、コメントが到着しています。

坂東祐大（音楽）
大学院生の頃、早稲田松竹で『歩いても歩いても』と『海街diary』の二本立てを観た日、是枝監督がふらりと劇場に現れ、上映前に挨拶をされたことがありました。
いつか是枝組に参加してみたい――そう思うようになって、10年以上が経ちます。
そして今回、初めて是枝組の映画に参加させていただくことになりました。
藤本タツキ先生の唯一無二のストーリーのもと、素晴らしい演技、四季折々の美しいにかほの風景、そしてその時間を丁寧なまなざしで捉え刻み込まれた格調高いフィルム映像。音楽でもこの世界を丁寧に紡げていけたらと思います。
ご期待ください。

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