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2025.08.20 16:00

『ホーリー・カウ』新場面写真12点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門ユース賞を受賞した『ホーリー・カウ』の新場面写真12点が解禁されました。

「フランスで最も愛されるチーズ」とも言われるコンテチーズの生産地・ジュラ地方を舞台に、無軌道に日々を過ごしていた18歳のトトンヌが、チーズ職人だった父の死をきっかけに、幼い妹と生きていくため、チーズ作りで賞金を得ようと奮闘する姿を描く青春物語。

フランス・ジュラ地方は、ブルゴーニュ県とスイスの間に広がる美しい丘陵や豊かなブドウ畑が特徴。チーズ文化の世界的に重要な拠点としても知られ、特に、1,000年以上の歴史を誇る「コンテチーズ」は、その深い旨味と職人技の結晶として多くの愛好家から支持されています。到着した場面写真でも、太陽が降り注ぐ丘陵風景や、草むらが揺れる様子が切り取られています。

監督は、ジュラ地方の小さな村で生まれ育ち、リヨンの映画学校 La CinéFabriqueで学んだ新鋭ルイーズ・クルヴォワジエ。卒業制作がカンヌの若手育成部門〈シネフォンダシオン〉でグランプリを受賞するなど早くから注目を集め、本作が2024年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映されると、大きな話題を呼び、「ある視点」部門ユース賞を受賞。その後も、夭折の天才ジャン・ヴィゴにちなんだジャン・ヴィゴ賞や、セザール賞新人監督賞に輝きました。

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『ホーリー・カウ』(英題:Holy Cow)

フランス、コンテチーズの故郷ジュラ地方。18歳のトトンヌは、仲間と酒を飲み、パーティに明け暮れ気ままに過ごしている。しかし現実は容赦無く彼に襲いかかる。ある日チーズ職人だった父親が不慮の事故で亡くなり、7 歳の妹の面倒を見ながら、生計を立てる方法を見つけなければならない事態に。そんな時、チーズのコンテストで金メダルを獲得すれば3万ユーロの賞金が出ることを知り、伝統的な製法で最高のコンテチーズを作ることを決意する。

監督:ルイーズ・クルヴォワジエ
脚本:ルイーズ・クルヴォワジエ、テオ・アバディ
出演:クレマン・ファヴォー 、ルナ・ガレ、マティス・ベルナール、ディミトリ・ボードリ、マイウェン・バルテレミ、アルマン・サンセ・リシャール、リュカ・マリリエ、イザベル・クラジョー
2024/フランス/92分/フランス語/カラー/2.39 : 1/5.1ch/日本語字幕:橋本裕充

日本公開:2025年10月10日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
提供:キングレコード
配給:ALFAZBET
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
公式サイト
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