『ブラックバッグ』特別映像〈秘密の合言葉はブラックバッグ編〉が解禁!
- Fan's Voice Staff
ケイト・ブランシェットとマイケル・ファスベンダー主演の本格スパイサスペンス『ブラックバッグ』の特別映像〈秘密の合言葉はブラックバッグ編〉と、脚本を手掛けたデヴィッド・コープが着想を語るコメントが解禁されました。
英国の国家サイバーセキュリティセンター 〈NCSC〉 のエリート諜報員ジョージ(マイケル・ファスベンダー)に課せられた機密任務「ブラックバッグ」は、世界を揺るがす不正プログラム「セヴェルス」を盗み出した組織内部の裏切り者を見つけ出すこと。容疑者は、諜報員のフレディ(トム・バーク)、ジミー(レゲ=ジャン・ペイジ)、情報分析官のクラリサ(マリサ・アベラ)、局内カウンセラーのゾーイ(ナオミ・ハリス)、そして、ジョージの愛妻で凄腕諜報員のキャスリン(ケイト・ブランシェット)の計5名。ミッションのタイムリミットは1週間。妻に国家を裏切りの容疑がかけられ、ジョージは結婚生活への忠誠と祖国への忠誠の板挟みとなり──。
「ブラックバッグ」とは、「最高機密・機密任務」を指すスパイ用語。到着した特別映像では、出演者等がどんな問いにも「ブラックバッグ」と答えれば真実を欺くことができる便利な言葉として連発しています。
デヴィッド・コープは、『ジュラシック・パーク』(93年)や『ミッション:インポッシブル』(96年)、『スパイダーマン』(02年)、さらには本日公開を迎える『ジュラシック・ワールド/復活の大地』など名だたる大作の脚本を手掛けてきた名手。そんなコープと3度目のコラボレーションとなったソダーバーグ監督は、「デヴィッドは明らかに優れた仕事をするし、私の演出も概ね気に入ってくれていると思います。それを分かっているからこそ、お互い安心して正直に批判し合えるんです。曖昧な言い方をする必要を感じたことはありません」と全幅の信頼を寄せています。
コープが『ブラックバッグ』の着想を得たのは、『ミッション:インポッシブル』第1作のリサーチをしていた際に遡るといいます。当時、複数の現役・元スパイたちに非公表のインタビューを行っていたコープは、彼らの任務以上に、その“私生活”に強く惹きつけられたといい、「スパイ活動に関する話はどれも面白かったですが、予想以上に彼らについて多くのことを知りました」「ある女性は、仕事のせいで男女関係を維持できないと言っていました。映画の中のあるセリフは、彼女との会話から着想を得たんです。『何でも嘘をつくことができるのに、どうすれば真実が分かるの?』」「考えてみてください浮気をしたければ、とても簡単です。『3日間家を空けるけど、どこへ行くのか君は聞けない。権限がないから』と言えばいい。あなたは人を信用できないし、人からも信用されない。ジョージとキャスリンの間で、共有できない機密情報は“ブラックバッグ”と呼ばれるのです」
このリアルなインタビューから得た着想がセリフに深みを与え、ジョージとキャスリンという夫婦の間で、複雑に仕組まれた嘘と疑心に揺れ、究極の試練に直面する、緊迫したストーリーが生まれました。
==
『ブラックバッグ』(原題:Black Bag)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
脚本・製作総指揮:デヴィッド・コープ
出演:ケイト・ブランシェット、マイケル・ファスベンダー、マリサ・アベラ、トム・バーク、ナオミ・ハリス、レゲ=ジャン・ペイジ、ピアース・ブロスナン
2025年/アメリカ/スコープ・サイズ/94分/カラー/英語/5.1ch/日本語/字幕翻訳:松崎広幸
日本公開:2025年9月26日(金) 全国ロードショー
配給:パルコ ユニバーサル映画
© 2025 Focus Features, LLC. All Rights Reserved.