News

2025.07.30 10:00

『グランドツアー』10月10日公開決定!日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第77回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したミゲル・ゴメスによる『Grand Tour』が、邦題を『グランドツアー』として10月10日(金)より全国公開されることが決定し、日本版予告編とポスタービジュアル、場面写真11点が解禁されました。

1918年、ビルマのラングーン。大英帝国の公務員エドワード(ゴンサロ・ワディントン)と結婚するために婚約者モリー(クリスティーナ・アルファイアテ)が現地を訪れるも、到着する直前にエドワードは姿を消してしまう。逃げる男と追う女の、ロマンティックでコミカルでメランコリックなアジアを巡る大旅行の行方は──。

ミゲル・ゴメスは、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞とアルフレッド・バウアー賞に輝いた『熱波』(12年)、カンヌ国際映画祭監督週間に選出された『アラビアン・ナイト』(15年)などで知られるポルトガルの鬼才。文豪サマセット・モームが1930年に発表したグランドツアーの象徴的作品と言える「パーラーの紳士」からインスピレーションを得て、彼自身、グランドツアーを体験してから脚本に着手。コロナ禍を乗り越え4年をかけて完成させました。

撮影に『ブンミおじさんの森』(10年)、『君の名前で僕を呼んで』(17年)、『チャレンジャーズ』(24年)の名撮影監督サヨムプー・ムックディプローム、日本側のプロデューサーに『コンプリシティ/優しい共犯』(18年)、『大いなる不在』(23年)の近浦啓監督が参加。ミャンマー、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン、日本、中国のアジア7カ国でロケを敢行し、摩訶不思議な境地“グランドツアー”に誘います。

なお、『グランドツアー』の公開を記念して、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下では「ミゲル・ゴメス アーリーワークス」の開催が決定しており、8月22日(金)~9月4日(木) 限定で、監督デビュー作『自分に見合った顔』(04年)とその才能を世界に知らしめた『私たちの好きな八月』(08年)の2作が上映予定。

==

『グランドツアー』 (原題:Grand Tour)

監督:ミゲル・ゴメス
出演:ゴンサロ・ワディントン、クリスティーナ・アルファイアテ、クラウディオ・ダ・シルヴァ、ラン=ケー・トラン
撮影:ルイ・ポサス、サヨムプー・ムックディプローム、グオ・リャン
2024年/ポルトガル・イタリア・フランス・ドイツ・日本・中国/ポルトガル語、中国語、タイ語、フランス語、ビルマ語、ベトナム語、フィリピン語、日本語/129分/カラー・モノクロ/1.66:1/5.1ch/字幕:齋藤敦子/字幕監修:木下眞穂

日本公開:2025年10月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開
配給:ミモザフィルムズ
提供:シネマライズ、ミモザフィルムズ
後援:ポルトガル大使館
公式サイト
© 2024 – Uma Pedra No Sapato – Vivo film – Shellac Sud – Cinéma Defacto