『ホーリー・カウ』10月10日公開決定!日本版予告編&ビジュアルが解禁!
- Fan's Voice Staff
第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門ユース賞を受賞した『Holy Cow』(英題)が、邦題を『ホーリー・カウ』として10月10日(金)より全国順次公開されることが決定し、日本版予告編とビジュアルが解禁されました。
「フランスで最も愛されるチーズ」とも言われるコンテチーズの生産地・ジュラ地方を舞台に、無軌道に日々を過ごしていた18歳のトトンヌが、チーズ職人だった父の死をきっかけに、幼い妹と生きていくため、チーズ作りで賞金を得ようと奮闘する姿を描く青春物語。
キャストは全員が演技経験ゼロの“素人”。ジュラ地方でのオープンキャスティングを行い、農業見本市やモトクロス会場、ストックカーレースなどを巡りながら声をかけたといいます。
監督は、ジュラ地方の農家に育ち、リヨンの映画学校 La CinéFabriqueで学んだ新鋭ルイーズ・クルヴォワジエ。卒業制作がカンヌの若手育成部門〈シネフォンダシオン〉でグランプリを受賞するなど早くから注目を集め、本作が2024年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映されると、大きな話題を呼び、「ある視点」部門ユース賞を受賞。その後も、夭折の天才ジャン・ヴィゴにちなんだジャン・ヴィゴ賞や、セザール賞新人監督賞に輝きました。
「心を揺さぶり、思わず笑みがこぼれる青春物語」(TimeOut)、「ケン・ローチを思わせる活力とユーモア」(IONCINEMA)、「フランス映画界の年間ブレイク作」(The Guardian)と賛辞を浴び、小規模な作品ながらフランスでは約100万人を動員するサプライズヒットとなりました。
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『ホーリー・カウ』(英題:Holy Cow)
フランス、コンテチーズの故郷ジュラ地方。18歳のトトンヌは、仲間と酒を飲み、パーティに明け暮れ気ままに過ごしている。しかし現実は容赦無く彼に襲いかかる。ある日チーズ職人だった父親が不慮の事故で亡くなり、7 歳の妹の面倒を見ながら、生計を立てる方法を見つけなければならない事態に。そんな時、チーズのコンテストで金メダルを獲得すれば3万ユーロの賞金が出ることを知り、伝統的な製法で最高のコンテチーズを作ることを決意する。
監督:ルイーズ・クルヴォワジエ
脚本:ルイーズ・クルヴォワジエ、テオ・アバディ
出演:クレマン・ファヴォー 、ルナ・ガレ、マティス・ベルナール、ディミトリ・ボードリ、マイウェン・バルテレミ、アルマン・サンセ・リシャール、リュカ・マリリエ、イザベル・クラジョー
2024/フランス/92分/フランス語/カラー/2.39 : 1/5.1ch/日本語字幕:橋本裕充
日本公開:2025年10月10日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
提供:キングレコード
配給:ALFAZBET
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
公式サイト
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