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2025.07.25 17:00

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』日本版キャラクターポスター9種&航路図が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたウェス・アンダーソン監督最新作『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』の日本版キャラクターポスター9種と、ザ・ザ一行の旅路が一目でわかる航路図が解禁されました。

ヨーロッパ屈指の富豪ザ・ザ・コルダ(ベニチオ・デル・トロ)は命の危機を感じ、全財産をかけたフェニキア全土の開発計画「フェニキア計画」を実現させるため、疎遠だった修道女の娘、リーズル(ミア・スレアプレトン)を後継者に指名。家庭教師のビョルン(マイケル・セラ)も連れた3人でフェニキア全土を横断する資金集めの旅に出る。ザ・ザの失脚や暗殺を狙う敵たちがあふれかえるなかでの旅路は実にスリリングで──。

ザ・ザが実現を目論む「フェニキア計画」は、フェニキア全域に及ぶ陸海三つのインフラを整備するという大規模プロジェクト。

ザ・ザ一行がまず会いに行くのは、山脈鉄道トンネルに関わる出資者たち。第7代南西独立フェニキア国王陛下領で山脈鉄道トンネルの建設を監督しているファルーク王子(リズ・アーメッド)と、“サクラメント連合”を経営するアメリカの事業家で、現在は山脈鉄道トンネルの建設に従事しているリーランド(トム・ハンクス)、レーガン(ブライアン・クランストン)の兄弟。赤字を補填するためザ・ザは協力を促すも、リーランドとレーガンは拒否。コロラド流の解決方法で決着をつけることに。

次に向かうのは、砂漠横断内陸水路(運河)に関わる出資者たち。サヴァラン=モンラシェ・ギャングの親分、マルセイユ・ボブ(マチュー・アマルリック)と、アメリカ人の海運王でニューアーク・シンジケートの親分マーティ(ジェフリー・ライト)。マルセイユ・ボブはザ・ザが不足分の補填をさせるために脅迫文を偽造して送ってきたことに激怒。マーティも以前合意した内容とまったく食い違う契約を断固拒否。ザ・ザと超早口の舌戦を繰り広げることに。

さらに、流域水力発電ダムで建設を監督しているザ・ザの“はとこ”のヒルダ(スカーレット・ヨハンソン)や、ザ・ザの異母兄弟のヌバルおじさん(ベネディクト・カンバーバッチ)のもとではどんな展開が待っているのか──。

到着したキャラクターポスターでは、ザ・ザ・コルダ(ベニチオ・デル・トロ)は6度の暗殺未遂から生き延びたというとんでもエピソードの通り、体に包帯を巻きつけた満身創痍の姿。

ザ・ザの娘リーズル(ミア・スレアプレトン)は、修道女が誓う“清貧”とはかけ離れた、宝石で作られた豪華なロザリオを掲げています。

ザ・ザの家庭教師ビョルン(マイケル・セラ)は昆虫の専門家。右手には常に携帯している虫かご、左手にはザ・ザが出資者たちに手土産代わりに贈るグレネードが配置されています。

さらに、ファルーク王子、サクラメント連合の実業家兄弟、マーティ、ヒルダ、ヌバルおじさんらくせ者出資者たちに加え、ザ・ザの事業の監視と妨害という秘密のお役所仕事を政府から命じられ、「フェニキア計画」資金難のきっかけを作る“エクスカリバー”(ルパート・フレンド)の姿が描かれています。

それぞれのキャラクターポスターで存在感を放つコーラルのボディの万年筆は、ドイツの筆記具ブランド、モンブラン(Montblanc)の1920年代のアーカイブを忠実に再現した「ヘリテージ ルージュ エ ノワール コーラル」という万年筆。2019年に生産終了となったモデルながら、本作のために7本限定で復活生産されました。

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『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』(原題:The Phoenician Scheme)

監督、脚本:ウェス・アンダーソン
原案:ウェス・アンダーソン、ローマン・コッポラ
製作:ウェス・アンダーソン、スティーブン・レイルズ、ジェレミー・ドーソン、ジョン・ピート
製作総指揮:ヘニング・モルフェンター
出演:ベニチオ・デル・トロ、ミア・スレアプレトン、マイケル・セラ、リズ・アーメッド、トム・ハンクス、ブライアン・クランストン、マチュー・アマルリック、リチャード・アイオアディ、ジェフリー・ライト、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、ルパート・フレンド、ホープ・デイビス
2025年/アメリカ・ドイツ/英語/カラー/シネスコ/5.1ch/102分

日本公開:2025年9月19日(金)TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイント他 全国ロードショー
配給:PARCO ユニバーサル映画
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