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2025.07.17 11:00

『私たちが光と想うすべて』日本版オルタナティブポスター4点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第77回カンヌ国際映画祭でインド映画史上初となるグランプリを受賞した新鋭パヤル・カパーリヤー監督による映画『私たちが光と想うすべて』の日本版オルタナティブポスター4点が解禁されました。

インドのムンバイで看護師をしているプラバと、年下の同僚のアヌ。二人はルームメイトとして一緒に暮らすも、職場と自宅を往復するだけの真面目なプラバと、何事も楽しみたい陽気なアヌの間には少し心の距離が。親が決めた相手と結婚したプラバは、ドイツで仕事を見つけた夫からもうずっと音沙汰がない。アヌには密かに付き合うイスラム教徒の恋人がいるが、親に知られたら大反対されることはわかっていた。そんな中、病院の食堂に勤めるパルヴァティが、高層ビル建築のために立ち退きを迫られ、故郷の海辺の村へ帰ることに。揺れる想いを抱えたプラバとアヌは、一人で生きていくというパルヴァティを村まで見送る旅に出る。神秘的な森や洞窟のある別世界のような村で、二人はそれぞれの人生を変えようと決意させる、ある出来事に遭遇し──。

到着したオルタナティブポスターは、アヌやプラバたちが抱える“想いの告白”を捉えたもの。自分だけではままならない悩みを抱える中、それでも光を見つけ、真っ直ぐに生きていこうとする彼女たちの姿と風景を収めたビジュアルとなっています。

ムンバイ生まれの新鋭カパーリヤー監督は、初の長編ドキュメンタリー映画『何も知らない夜』(21年)がカンヌのルイユドール(ドキュメンタリー賞)、2023年山形国際ドキュメンタリー映画祭ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)を受賞。

今作ではインド映画として30年ぶりにカンヌ国際映画祭のコンペティション部門入りを果たし、審査員長のグレタ・ガーウィグらが絶賛。審査員を務めた映画監督の是枝裕和は「カンヌ映画祭で出会い、本当は自分だけの宝物にしておきたいけど、こっそりお勧めします。傑作です」と賛辞を送っています。

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『私たちが光と想うすべて』(原題:All We Imagine as Light)

監督・脚本:パヤル・カパーリヤー
出演:カニ・クスルティ、ディヴィヤ・プラバ、チャヤ・カダム
2024年/フランス、インド、オランダ、ルクセンブルク/マラヤーラム語、ヒンディー語/118分/1.66:1/字幕:藤井美佳/PG12

日本公開:2025年7月25日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほかロードショー
配給:セテラ・インターナショナル
公式サイト
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