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2025.07.15 16:00

『リモノフ』新場面写真6点&日本版新予告が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映されたベン・ウィショー主演、キリル・セレブレンニコフ監督『リモノフ』の新場面写真6点と日本版新予告が解禁されました。

ウクライナに生まれ、ニューヨーク、パリを巡りシベリアの監獄へ。ファシストでも共産主義者でもリベラルでも保守派でもなく、しかしそれらすべてを内包し20世紀後半を駆けぬけた、悪名高い実在の人物リモノフの愛と破滅のシネ・バラード。

到着した場面写真では、いくつもの顔を持つリモノフを演じたベン・ウィショーの様々な表情が捉えられています。ロシア時代の炭鉱夫、恋する詩人、NYで自堕落な活動家、自堕落がすぎて恋人と離れ富裕層の執事に、作家で成功しフランスに移り住み、シベリア兵士を経て、ボリシェヴィキ党を率いるカリスマ革命家へ。

7月18日(金)に発売されるムビチケの特典ポストカードは、そんな彼の異色の経歴が並んだデザインとなっています。

監督は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門の常連で、『インフル病みのペトロフ家』(21年)や『チャイコフスキーの妻』(22年)など世界が注目するロシアのキリル・セレブレン二コフ(2022年ロシアから亡命)。数々の文学賞を受賞しヨーロッパ中が興奮した傑作伝記小説「リモノフ」を基に、圧巻の演出と徹底したシニシズムで観る者を愉快にも不快にもさせる問題作を完成させました。

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『リモノフ』(原題:Limonov: The Ballad)

主演:ベン・ウィショー
監督:キリル・セレブレンニコフ
原作:エマニュエル・キャレール
2024年/イタリア・フランス・スペイン/英語・露語・仏語/133分/5.1ch/シネマスコープ/字幕翻訳:北村広子/R15+

日本公開:2025年9月5日(金)より全国公開
提供:クロックワークス、プルーク
配給:クロックワークス
公式サイト
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