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2025.07.10 18:00

『君と私』11月14日公開決定!日本版特報&ティザーポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第45回青龍映画賞にて最優秀脚本賞と新人監督賞の2部門を受賞した『The Dream Songs』(英題)が、邦題を『君と私』として11月14日(金)より全国順次公開されることが決定し、日本版特報とティザーポスターが解禁されました。

2014年4月に韓国で発生したセウォル号沈没事故を題材に、済州島行きの修学旅行を明日に控えた女子高校生のセミとハウンが過ごす夢のような1日を描いた物語。

胸に想いを秘めるセミ役には、映画『スウィング・キッズ』や『サムジンカンパニー1995』での好演が光ったパク・ヘス。セミが想いを寄せるハウン役に、『イカゲーム シーズン2 』、『あしたの少女』で迫真の演技を見せたキム・シウン。

監督・脚本を手掛けたのは、ドラマ『D.P.-脱走兵捜査官-』など、名バイプレーヤーとして多種多様な役柄で活躍する俳優チョ・ヒョンチョル。およそ7年をかけて完成させた長編監督デビュー作について、次のように語っています。「2016年に、個人的な出来事を経験する中で、『死を目前にしたある学生の物語』がふと頭に浮かび上がりました。当時はまだ、具体的な形もビジョンもありませんでしたが、『どうしても語らなければならない物語』として、自然と心の中に定着していきました。その後、何かに突き動かされるように脚本を磨き続け、撮影中も協議を重ねながら修正を加えていき、初期から変わらなかった部分もあれば、時間とともに構想が変化した部分もありました」

撮影には、これまでドキュメンタリーや広告映像、MVなどを中心に手がけ、長編映画ほぼ未経験の新進気鋭の映像作家DQMを抜擢。音楽を、日本でも人気の高い4ピースバンドHYUKOH/ヒョゴのリーダー兼メインボーカルを務めるOHHYUK/オヒョクが手掛け、韓国カルチャーシーンを牽引するクリエイターが集結しています。

第45回青龍映画賞では、最優秀作品賞の『ソウルの春』、アカデミー賞ノミネート作品『パストライブス/再会』などをおさえ、新人監督ながら最優秀脚本賞を受賞。第60回百想藝術大賞では、女性の多様な人生と感情を描き出した秀作をテーマに、ファッションブランドGUCCIが選出するGUCCI IMPACT AWARDを受賞しました。

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『君と私』(英題:The Dream Songs)

修学旅行を明日に控えた高校生のセミ(パク・ヘス)は、教室で不思議な夢を見た。不吉な胸騒ぎを覚えたセミは、足の骨折で入院中のハウン(キム・シウン)のもとへ向かう。長い間、心に秘めていた思いを、今日こそ伝えなければいけない気がしたからだ。しかし、どうしても一緒に修学旅行に行きたいセミと、どこか煮え切らない態度のハウンは、些細な口喧嘩をきっかけに、お互いの気持ちを伝えられないまま、すれ違っていってしまう──。

監督:チョ・ヒョンチョル
脚本:チョ・ヒョンチョル、チョン・ミヨン           
出演:パク・ヘス、キム・シウン、オ・ウリ、キル・へヨン、パク・ジョンミン
撮影:DQM
音楽:OHHYUK/オヒョク
2022/韓国/118分/ビスタ/5.1ch/字幕翻訳:廣川芙由美/G

日本公開:2025年11月14日(金)より 渋谷ホワイトシネクイント他 全国順次公開
配給:パルコ
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