News

2025.06.15 13:00

『BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』主演カリーナ・リャンのインタビュー映像が解禁!

  • Fan's Voice Staff

アジアでサプライズヒットを記録したタイ映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』をハリウッドリメイクした『BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』の主演を務めたカリーナ・リャンのインタビュー映像と新場面写真が解禁されました。

貧しい家庭に育つ天才少女・リン(カリーナ・リャン)は、有名高校に特待入学。落第の危機に瀕した親友を助けるため、リンは試験中にある方法で答えを教えてしまう。その事件をきっかけに、リンを取り巻く環境は一変。やがて、世界を跨ぐカンニング計画の実行へ発展していくことに──。

天才的頭脳で自らの道を切り開く主人公・リン役を演じる新生カリーナ・リャンは、オーストラリアやシンガポールで暮らし、現在はトロントとロンドンを拠点に活動。シンガポールのラ サール芸術大学で演技を学び、IGCSE Drama 2016にて“Top of the World”に選出。数々の舞台や短編映画で経験と実績を積み、近年ではスティーヴン・ソダーバーグ監督作『プレゼンス 存在』(25年)でルーシー・ リューと共演、サンダンス映画祭で注目の新星として脚光を浴びました。ほか出演作に、ドラマシリーズ『TELL ME EVERYTHING』シーズン1(22年)、『ファウンデーション』シーズン2(23年)などがあり、今後のさらなる活躍が期待されています。

本作の脚本を初めて読んだときの印象を「すぐにこの物語の世界に引き込まれました。次に何が起こるのか、ドキドキしながら読んだことを覚えています」「キャラクターもストーリーもすべて気に入った」と振り返るリャン。「私も子どもの頃、かなり早い時期からプレッシャーを感じていました。父にはテストで97点以上取ることを期待していたし、祖父母からも“学校で良い成績を収めなさい”といつも言われていた」と語り、「私は、リンに自分の一部を見たような気がしました」と自身のルーツや境遇と重なる部分があったことを明かしています。「彼女は、決心次第で何でもできる人。何かをやると決めたら、やり遂げるという部分も共感できました。共通していたのは、芸術の道に行きたくてジュリアード音楽院に憧れていたという点です」

さらに、「世間はフェアじゃない。人生もフェアじゃない。負けるように設定されていると思える時でも、必ず逃げ道があります。恵まれない環境に生まれてもチャンスは必ず来るということです」と作品に込められたメッセージと自身の思いを語っています。

父親役をベネディクト・ウォンが演じることを知ったカリーナは泣き出すほど喜んだそう。「俳優として活動する同じアジア人として、ずっと彼のことを尊敬していました。憧れの人だったので、とにかく感謝いっぱいで嬉しかったです」と興奮冷めやらぬ様子を見せ、「実際に彼と共演できたことはいまだに信じられないです。最高の体験でした」と共演を振り返っています。

==

『BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』(原題:Bad Genius)

貧しい家庭で暮らすリンは、全科目で学年トップの成績を収める天才的な頭脳の持ち主で、名門高校に特待生として迎え入れられる。ある日の試験中、親友を救うために奇想天外な方法で解答を教え、好成績を取らせてしまう。そんなリンの才能に目を付けたのが親友の恋人。富豪弁護士を父に持つ彼は、学校の劣等生たちを救済する“危険なビジネス”を持ちかけてくる。しかしそれは、世界を欺く《前代未聞のカンニング計画》の始まりだった──!

監督:J・C・リー
脚本:J・C・リー ジュリアス・オナー
出演:カリーナ・リャン 、ジャバリ・バンクス、ベネディクト・ウォン
シネマスコープ/5.1chデジタル/上映時間:97分/字幕翻訳:中沢志乃/PG12

日本公開:2025年7月11日(金) 新宿バルト9 他 全国ロードショー
配給:ギャガ
©Stewart Street LLC