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2025.06.15 12:00

南沙良 × 馬場ふみか『愛されなくても別に』メイキング映像が解禁!

  • Fan's Voice Staff

南沙良主演の青春逃走劇『愛されなくても別に』の撮影の舞台裏を収めたメイキング映像が解禁されました。

“フツー”とはかけ離れた大学生活を送る宮田陽彩(南沙良)は、学校に通いながら朝から晩まで寝る間もなくアルバイトや家事に追われる──母親に金を渡し、世話をするために。母親から暴力は振るわれないし、暴言もない。ただ「愛している」と言う言葉で縛られ、陽彩は緩やかな絶望と人生に対する期待のなさの中で生きている。そんなある日、同じバイト先の同級生の江永雅(馬場ふみか)と出会い、陽彩の人生は大きく変わっていく──。

到着した映像の冒頭で映し出されるのは、陽彩に対して木村水宝石(本田望結)が感情をぶつける緊迫のシーン。監督の指示で、車の中から思い切り引きずり出すという演出に、南も思わず驚きの表情を見せるも、二人は真剣な表情でぶつかり合い、迫真の演技を見せています。

続いて、陽彩と基修介(IMP.)演じる堀口順平のコンビニでの共演シーン。お互いのやり取りの中で南が思わず吹き出してしまう微笑ましい場面も収められており、現場の和やかな雰囲気が垣間見えます。

さらに、水宝石と母・木村美佐子(池津祥子)による、宗教施設での壮絶な“親子対決”。リハーサルの時点から火花を散らすようなぶつかり合いを見せ、圧巻な演技を見せる二人。その中で信者役として登場するのは、お笑いコンビ・ラランドのニシダ。SNSでも異色のキャスティングに注目が集まっています。

映像のラストは、本作の象徴的な滝のシーン。実際に滝壺へ入り、全身ずぶ濡れになりながら挑んだ南と馬場の表情や動きからは、寒さや過酷さを超えた本気さが感じられます。

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『愛されなくても別に』

宮田陽彩は、“クソ”のような大学生活を送っていた。大学に通い、それ以外のほとんどの時間を浪費家の母に変わっての家事とコンビニでのアルバイトに費やし、学費と家計を稼ぐ日々。遊ぶ時間も、金もない。親にも、友人にも、何かに期待して生きてきたことがない。そんなある日、同級生・江永雅のひょんな噂を耳にする。「江永さんのお父さんって殺人犯なんだって」。他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたり。この出会いが人生を変えていく──。

出演:南沙良、馬場ふみか、本田望結、基俊介(IMP.)、伊島空、池津祥子、河井青葉
監督:井樫彩
原作:武田綾乃『愛されなくても別に』(講談社文庫)
脚本:井樫彩、イ・ナウォン
企画・プロデュース:佐藤慎太朗
製作幹事・制作プロダクション:murmur

日本公開:2025年7月4日 新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©武田綾乃/講談社 ©2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会