『入国審査』日本版予告編&新場面写真11点が解禁!
- Fan's Voice Staff
スペイン映画として初めてインディペンデントスピリット賞で3部門にノミネートされた深層心理サスペンス『入国審査』の日本版予告編と新場面写真11点が解禁されました。
バルセロナからニューヨークに降り立ち、空港で入国審査を待つ幸せなカップルのディエゴとエレナ。移住のビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずが、説明もなく別室に連行され、密室での不可解な尋問が始まる。なぜ二人は止められたのか?審査官は何かを知っているのか?予想外の質問が次々と浴びせられる中、やがてある疑念が二人の間に沸き起こり──。
到着した場面写真では、幸せそうなディエゴとエレナ、それとは対照的な審査官の鋭い眼光、さらに入国審査を受ける中、パートナーへの疑念が沸き起こる二人の表情が切り取られています。
気弱に見えて得体の知れない影を感じさせるディエゴ役を演じるのは、「ナルコス」、『プリズン211』のアルベルト・アンマン。異国の地でパートナーの別の顔を知るという悪夢へと突き落とされるエレナ役には、『悲しみよ、こんにちは』、Netflix映画『その住人たちは』のブルーナ・クッシ。威圧的で底知れない恐ろしさを放つ二人の審査官には、Netflixの大ヒットシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のローラ・ゴメスと、『サン・セバスチャンへ、ようこそ』のベン・テンプル。
監督・脚本を務めたアレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケスは、故郷のベネズエラからスペインに移住した時の実体験にインスピレーションを受け、実力派俳優を迎えて制作。わずか17日間の撮影、たった65万ドルで制作された低予算作品ながら、2023年のSXSW映画祭で上映され、第39回インディペンデントスピリット賞ではスペイン映画として初めて3部門(新人作品賞、新人脚本賞、編集賞)にノミネート。米映画批評サイトRotten Tomatoesでは批評家100%、オーディエンス97%という高評価をキープしています。
アレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケス両監督は、7月初旬に公式初来日が決定。ティーチイン付き試写会の開催が予定されています。
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『入国審査』(原題:Upon Entry)
移住のために、バルセロナからNYへと降り立った、ディエゴとエレナ。エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選、事実婚のパートナーであるディエゴと共に、憧れの新天地で幸せな暮らしを夢見ていた。ところが入国審査で状況は一転。パスポートを確認した職員になぜか別室へと連れて行かれる。「入国の目的は?」密室ではじまる問答無用の尋問。やがて、ある質問をきっかけにエレナはディエゴに疑念を抱き始める──。
監督・脚本:アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスチャン・バスケス
出演:アルベルト・アンマン、ブルーナ・クッシ
2023年/スペイン/スペイン語、英語、カタルーニャ語/77分/ビスタ/カラー/5.1ch/日本語字幕:杉田洋子
日本公開:2025年8月1日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
配給:松竹
後援:在日スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンデス東京
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