『おーい、応為』新キャストに髙橋海人!キャラクタービジュアルが解禁!
- Fan's Voice Staff
葛飾北斎の弟子であり、娘として数十年を共にした葛飾応為(かつしかおうい)を、長澤まさみ主演で描いた映画『おーい、応為』の新キャストとしてKing&Prince 髙橋海人の出演が明かされ、キャラクタービジュアルが解禁されました。
時代劇初挑戦となる髙橋が演じるのは、応為、北斎と同じ時代に生きた実在の美人画を得意とする絵師・渓斎英泉(けいさい・えいせん)=善次郎(ぜんじろう)役。北斎の門下生であり、応為とは気心しれた友であり兄弟のような、同志だった善次郎は、若くして両親を亡くし、家族を養う為に職業として絵師を生業にする人気絵師でありながら、酒と女性を愛する一面もあるという役どころ。髙橋は、軽薄な江戸の男を装いながらも、応為と北斎の才能と唯一無二の絆を間近で見続けた善次郎を、色気たっぷりに、かつ冷静に世の中を見ているクールな男性として魅力的に演じています。
大森立嗣監督の映画には初めての出演となった髙橋。「(大森監督の映画は)生々しさがどの作品にもあって、美しさやパンクさがあるのがかっこいいなと思っていた」と話し、「時代劇に出演できるということを聞いて、すごい、やった!と思い、さらに監督のお名前を聞いて、自分がご一緒したかった監督だったので、嬉しかったのを覚えている」と出演の喜びを語っています。
髙橋自身も絵を描くことが趣味で、アート全般への関心も高く、これまでに、テレビの冠バラエティ番組で様々なアート作品を披露。本作では当初は絵を描くシーンはなかったものの、絵を描けることを知った監督がシーンを追加。撮影前には江戸時代の絵師らしく、“筆”での絵を描く練習をし、劇中でその腕前を遺憾なく発揮しています。
葛飾応為役の長澤まさみと、応為の父であり師でもある葛飾北斎役の永瀬正敏との共演について、髙橋は「自分が今回課題として、映っている自分を気にせず自然に会話の演技ができるように思っていたのですが、長澤さんが自然に引き出してくださって。ひっぱっていただいて、すごく頼りにさせていただきました。永瀬さんはとてもストイックな方。監督と細かいところまで話し合われているのを見ると、自分ももっともっとやらなければと奮い立たされました。3人の関係性は撮影をしているときもしていない時も、とても居心地が良かったです」とコメント。念願叶った初時代劇出演で苦労はあったものの、「学びのある期間で、毎日新鮮で気合の入る撮影でした」と振り返っています。
以下、コメントが到着しています。
髙橋海人(渓斎英泉(善次郎)役)
ずっと願っていた時代劇、そして大森立嗣監督作品への参加はとても嬉しかった分、不安もあり、クランクイン前は大森監督に本読みをさせて頂きたいとご相談したほどでした。
撮影期間は、時代劇ならではの所作など学びが多く、毎日新鮮な1か月でした。
長澤さんが引っ張ってくださり、永瀬さんが優しくしゃべりやすい空間を作ってくださり、撮影中も撮影外も3人の関係性をとても居心地よくしてくださいました。
僕が演じた善次郎は軽く見える面もありますが、生きるために家族を養うために、絵を描き、そして職を変える現実主義な人物だと捉えています。当初予定になかった絵を描くシーンも直前に追加され、筆で絵を描く貴重な体験をさせていただきました。
お栄(応為)が自分のやりたいことを仕事にしてプライドを持ち絵を描き生きていく、その強さや覚悟が自分もいろいろなことに挑戦したいなと思っていただける作品になっていると思います。
周りの環境に惑わされず、絵を描いていきていくお栄(応為)と北斎、そしてその二人に翻弄されながらもそばにいる善次郎の関係性もお楽しみください。
==
『おーい、応為』
脚本・監督:大森立嗣
キャスト:長澤まさみ、永瀬正敏、髙橋海人
原作: 飯島虚心「葛飾北斎」(岩波文庫刊)、杉浦日向子「百日紅」(筑摩書房刊)より「木瓜」「野分」
日本公開:2025年10月17日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:東京テアトル、ヨアケ
公式サイト
©︎2025「おーい、応為」製作委員会