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2025.05.29 8:00

『ふつうの子ども』本予告&新場面写真9点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

呉美保監督、高田亮脚本による完全オリジナル新作映画『ふつうの子ども』の本予告と新場面写真9点が解禁されました。

「ウンチをしたら流す!紙で拭くのを忘れずに」と教室で元気よく作文を発表する唯士10才。友だちとワイワイ登校し、家では母と楽しく笑い合う、ふつうの小学生。そんな唯士が“好き”を知る!相手は同級生の心愛。「私たち子どもが生まれる前から二酸化炭素を出し続けているのは大人たちです」と発表し、先生に「大人が悪いとか誰が悪いとか言わないほうが…」と言われても、「じゃあ子どもが悪いんですか」と物怖じすることなく自分の意見を口にする女の子。

そんな心愛に惹かれた唯士は、図書館では偶然を装って環境問題の本を熱心に読む心愛に近づき、教室では「いいよね、カーボンニュートラル」と心愛に近づきたい一心で勉強した知識で声をかけるが、どうも心愛はそっけない。そこに、クラスのちょっと問題児の陽斗が絡んできて、何やら三角関係の様相に。心愛の提案で「大人の意識を変えるには行動を起こさなきゃいけないんだよ」と“環境活動”を始める三人。ところが、子どもたちの一途な思いがエスカレートし、親たちも巻き込んだ大騒動へと向かってしまい──。

到着した場面写真では、唯士、心愛、陽斗たちのイキイキとした日常、そして子どもたちを取り巻く大人たちの“事情”が切り取られています。

監督は、昨年9年ぶりの長編監督作品となる『ぼくが生きてる、ふたつの世界』を発表し、国内外で高い評価を得た呉美保。脚本には、呉監督とは国内外で高い評価を得た『そこのみにて光輝く』(14年)、『きみはいい子』(15年)に続くタッグとなる高田亮。「ずっと前から子ども同士の人間ドラマを書きたいと思って」いたという高田は、小学校への取材を重ね、オリジナル脚本を書き上げました。

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『ふつうの子ども』

上田唯士、10才、小学4年生。生き物が好きな、いたってふつうの男子。そんな彼が恋をした。相手は、“環境問題・意識高い系女子”の三宅心愛。彼女に近づこうと、心愛が夢中になっている“環境活動”を共にすることに。そこにクラスのちょっぴり問題児・橋本陽斗も加わり、3人が始めた活動は思わぬ方向に──。

監督:呉美保
脚本:高田亮
出演:嶋田鉄太、瑠璃、味元耀大 、瀧内公美、少路勇介、大熊大貴、長峰くみ、林田茶愛美、風間俊介、蒼井優
製作プロダクション:ディグ&フェローズ
制作プロダクション:ポトフ
協賛:Bsize、キュウセツAQUA、YOIHI PROJECT

日本公開:2025年9月5日(金)テアトル新宿ほか全国公開
製作幹事・配給:murmur
公式サイト
©︎2025「ふつうの子ども」製作委員会
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