『けものがいる』ヒグチユウコ描き下ろしイラストが解禁!
- Fan's Voice Staff
第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で上映された鬼才ベルトラン・ボネロ監督、レア・セドゥ主演作『けものがいる』の公開に先立ち、画家・ヒグチユウコが描き下ろしたイラストとコメントが解禁されました。
2044年、AI中心の社会で人間の感情は不必要とされ、有意義な仕事を得るには〈感情の消去〉をしなければならなかった。孤独な女性ガブリエル(レア・セドゥ)は〈感情の消去〉に疑問を抱きながらも、仕事に就くために浄化を決意。そして、トラウマとなった前世──1910年、2014年へ遡り、それぞれの時代で青年ルイ(ジョージ・マカイ)と出会い惹かれていくが、「何かが起きる」という強い恐れに苛まれ──。
今回到着したイラストは、レア・セドゥの表情が印象的なモノクロ版。カラー版は、劇場販売されるパンフレットに収録されます。
以下、コメントが到着しています。
ヒグチユウコ(画家)
何度見ても楽しめた。恋愛映画で時折感じる違和感がなくて、
後味がいいとか、そういうことじゃないところが、凄くよかった。
ドランの映画にもある、深くてたどりつかない、とどきそうで、とどかない感じ。現実で出会うそういうものに、なんだか近い気がした。
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『けものがいる』(原題:La bête)
監督・脚本・音楽:ベルトラン・ボネロ(ヘンリー・ジェイムズ「密林の獣」を自由に翻案)
共同プロデューサー:グザヴィエ・ドラン
出演:レア・セドゥ、ジョージ・マカイ、ガスラジー・マランダ、 グザヴィエ・ドラン(声)
2023年/フランス・カナダ/仏語・英語/ビスタ/5.1ch/146分/英題:The Beast/字幕:手束紀子
日本公開:2025年4月25日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給:セテラ・インターナショナル
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