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2025.04.15 18:36

吉沢亮 × 横浜流星『国宝』カンヌ監督週間に選出!

  • Fan's Voice Staff

吉沢亮主演、横浜流星共演の映画『国宝』が第57回カンヌ監督週間に選出され、ワールドプレミアされることが決定しました。

カンヌ国際映画祭の併設部門のひとつである監督週間は、自由な発想や新しい表現で作家性を持つ監督の作品が選出され、過去にはケン・ローチ、ジム・ジャームッシュ、スパイク・リー、ソフィア・コッポラ、アトム・エゴヤン、グザヴィエ・ドラン、日本からは大島渚、北野武、黒沢清らの作品が上映されています。ポン・ジュノ監督の『グエムル-漢江の怪物-』のようなクオリティの高いエンタメ作品も選ばれる部門で、優れた監督が世界に進出する登竜門ともいえる存在です。

これまで李相日監督は、『悪人』でモントリオール世界映画祭、『許されざる者』でベネチア国際映画祭、『怒り』でトロント国際映画祭やサン・セバスティアン国際映画祭に参加し、カンヌ国際映画祭に選出されるのは今回が初。

今年のカンヌ監督週間はフランス現地時間5月14日(水)~5月24日(土)に開催予定。

以下、コメントが到着しています。

李相日(監督)
人生を懸けて臨む。その言葉通り、一年半もの間を稽古に費やした吉沢君を筆頭に、
演者たちの覚悟なしには語れない作品です。
同様に、スタッフの果てしない献身、そして信頼に感謝が尽きません。
カンヌという形で報いられる喜びを噛み締めています。
華麗であり、壮絶である歌舞伎俳優の生き様をお披露目する場として、これ以上ない大舞台です。

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『国宝』

後に国の宝となる男は、任侠の一門に生まれた。

この世ならざる美しい顔をもつ喜久雄は、抗争によって父を亡くした後、
上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に引き取られ、歌舞伎の世界へ飛び込む。
そこで、半二郎の実の息子として、生まれながらに将来を約束された御曹司・俊介と出会う。
正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる二人。
ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていくのだが、
多くの出会いと別れが、運命の歯車を大きく狂わせてゆく…。

誰も見たことのない禁断の「歌舞伎」の世界。
血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。
もがき苦しむ壮絶な人生の先にある“感涙”と“熱狂”。

何のために芸の世界にしがみつき、激動の時代を生きながら、
世界でただ一人の存在“国宝”へと駆けあがるのか?

原作:「国宝」吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
脚本:奥寺佐渡子
監督:李相日
出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作、宮澤エマ、中村鴈治郎、田中泯、渡辺謙
製作幹事:MYRIAGON STUDIO
制作プロダクション:クレデウス

日本公開:2025年6月6日(金)全国東宝系にて公開!
配給:東宝
公式サイト
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会

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第57回カンヌ監督週間

会期:2025年5月14日(水)〜5月24日(土)
開催地:フランス・カンヌ